或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

異国での子育て

2006年10月09日 | ハンガリー(赤ちゃんと一緒)
海外駐在の宿命ですが夫は多忙(日本でも同じ?)。
子育ては妻一人の役目。「ちょっとの間見ていて」と気軽に頼める親兄弟、
親戚、気の置けない友、子持ちの頼れる友は遠い日本。

当地で知り合った知人・友人に預けての気分転換は?
ケガや病気になってbabyの面倒を見られないならともかく「ちょっと見ていて
欲しいだけ」では、頼みにくいかも。事故やケガを考えると預かるほうは慎重に
なるだろうし、簡単なようだけどオムツ替えも慣れが要るのと、我が子だから
ニオイも苦にならないとこも。

ご近所?時々挨拶するだけの「外国人の隣人」という立場。普段から
家族ぐるみのお付き合いをしていたなら話は別として、出産して
にわかに「赤ちゃん見てて」というのは難しそう。

外出は?月齢の低いうちはスリングなどで動けます。ただ、成長してくると
ベビーカーが必須に。石畳の多い欧州では段差の衝撃でbabyに影響が出ない
よう、基本的にガッチリ安定型で大きくて重い。

公共交通機関では若者や男性が率先して手伝ってくれるとはいえ、日中は
ひともまばら。空っぽでも重いベビーカー、自分ひとりで上げ下ろす不安が
ぬぐえず外出は億劫。普段はbabyの散歩を兼ねて近所で買い物して帰る生活。
行動範囲は一挙に縮まり、週末を待って夫の運転で出かけるときが数少ない
遠出のチャンスに。

レストランなどは小さい子が騒いでもいい場所では無いので無縁に。
テラス席のあるカフェやブフェ形式のところで手軽に済ませます。
食事中も、babyがグズれば一人は抱っこして店外であやし、途中で
交替して冷めた料理を急いで口に運ぶ・・・となります。

個人的には有る程度いろんなことを満喫したから子育ても頑張れています。

「ブダペストに着いた、ハンガリーに暮らし始めた、駐在員の妻という
ビザでは働けない。英語も通じる病院もあるようだし、日本人で出産した
ひとも結構いるみたい。時間も一杯あるしbabyはどうかな?」・・・

出産を急ぐ特別な理由がなければ、せっかくの欧州駐在。すこしハンガリーの
世界遺産だけでなく地方観光もして、レストランやカフェで食事を楽しみ、
オペラやバレエといった観劇、音楽鑑賞を身近に味わい、隣国へ足を伸ばして
の休暇も体験してから、、、でもいいかも知れませんね。

                             


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (piglet)
2006-10-10 00:34:39
こんにちは。

私は、ハンガリーでの出産・子育てにまだ躊躇しています。年齢的にも殆ど余裕がないのですが、いくら英語が通じる病院があっても、こちらの語学力が付いていかないとか、夫は仕事が忙しいので、私一人で色々なことをやっていけるか・・・とか色々と考えてしまいます。近くにお友達もいることですし、まあ、きっと何とかなるんだと思っていますが・・・

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難しいですね (budapestlife)
2006-10-10 18:25:19
当地で産むにせよ、日本に帰って産むにせよ、その後、ずっと続く子育ては勢い女性一人のものになってしまいます。日本でも長時間労働ですが、オフ時間にも携帯電話やEメールがある時代だけに海外にいても日本時間と無縁ではいられない働き方になっていますよね。増してや、ご出張などで長期家をあけるタイプのご主人だったら奥さまが母親になったときは大変でしょう。

それでも多くの子育ての先輩たちは「なんとかなるのよ」とおっしゃいますし、実際、それが大きな慰めの言葉でもあります。ただ、しょせん相手にとっては他人事。出産後、子育てに向き合うのは私たち。少し覚悟を持てるようになるまで考え中でも良いと個人的には思います。

宿題みたいで早く答えを出したくなる、この考え中の間に出来ることのひとつとして、まずハンガリー語を少しでも勉強してカタコトでも体当たりで使用できる気合を養っておくのもいいかもしれません。

やっぱり、この話題は大変難しいですね。

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Unknown (piglet)
2006-10-11 03:46:03
こんばんは☆

budapestlifeさんもおっしゃるように、本当に、子供については色々と考えることが多いです。ハンガリーに来た当初は当然のように、日本での出産、と思っていましたが、ハンガリーでの生活を続けていくうちに、超多忙の夫をハンガリーに1年以上も一人で残していく決心がつかず。。。本当に休みの日でも、携帯やメールで仕事のトレースが日本からあり、どうなってるの???とか思ってしまうことが多いですよね。

ハンガリー語の勉強は一応続けていますが、もう少し力を入れて頑張ってみようと思います。
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まずは (budapestlife)
2006-10-11 19:27:15
以前、紹介しましたノーラ・コーリさんの「海外で安心して妊娠・出産する本」「海外で安心して子育てする本」を手元において読まれることをオススメします。どういう選択肢があるか、どういう悩みがあるか、どういう解決法があるか、、、懇切丁寧に書かれており、ひとりで悩むしかない女性にとって大きな助けになる本です。

それから、コメント欄では書ききれない部分もあることでしょう。日参してくださるpigletさん、emailもどうぞ。budapestlife@mail.goo.ne.jp(自動的にメールアドレスを集めて迷惑メールを送られるシステムをさけるために全て全角にしました。ごめんなさい。本当は半角です)
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