今週月曜、春からずっと行きたいと言われていたオルセー美術館展に出向きました。
夫は混雑を避けるために月曜に有休をとってまでの出陣でした。
その帰りに、奥さん孝行しようという意気込みを感じさせる「帰りにカフェぐらい
よっていこうよ」という言葉を「どうして子連れで・・・」とあまり気乗りしなかった
私でしたが、手をついて謝りたいようなビッグサプライズが待っていました。
なんと、地下鉄を降りて地上にあがり少し歩いたらジェルボー東京本店
があったのでした。
店内に足を踏み入れて、「どこがジェルボー?」と観察すると、石の冷たさと
重さが歴史を感じさせて好きだったあの深い緑色のテーブルや金糸と赤地の布が
張られた上品な椅子。天井にはオレンジの光を何層にも輝かせるガラスを多用
したゴージャスな照明。全部、持ってきたのか!と思うには綺麗すぎる新品感が
なんの手触りもないツルンとした違和感をもたせなかったといえば嘘になる
けれど、十分に気分はあがりました。
そうです。そこは、まるでテーマパークなのでした。
女性の店員もオーストリアのホテルで見るワンピースに前掛けといった
ハイジの好きだった女性ならやられちゃう感じのフフフな扮装。
すごくTOKYO的なものとしては、ガラス張りの店内奥にある厨房が見える
趣向になっていたこと。白人女性がひとりで今ふうに言えばスイーツ、を
お作りになっていました。
入店まもなくウットリとしながら、頼んだのはパラチンタ。
ハンガリーの甘味といえば思い出すのはパラチンタ。
冬の寒い日にハンガリー料理店に入った時しか食べなかった気もする
パラチンタ。すっごい久しぶりなので張り切って懐かしい味を注文。
出てきたのは懐かしいゆべし味のくるみの甘いあんが入ったあのパラチンタ。
説明:福島名物くるみゆべしを彷彿させるくるみをつぶしてペースト状にした甘いあん
をベトナム料理みたいにクルーッとクレープ生地でロールして美しくチョコレートソース
をかけたもの。バニラアイスがついていて、温かいクレープと冷たく溶け出すアイスの
織り成すハーモニーを楽しめるデザート。
さて、お味はといえばハンガリーでいただくものより、正直なところかなり
洗練されたカッコイイ切れ味のある盛りつけとお味になっていました。
オレンジの皮が細く切って花びらのように飾られ、くどいくらいに甘いのが持ち味
のデザートだけに、その苦味を口に含んだ途端「超クール」と内心拍手しちゃう感じ。
チョコレートソース、バニラが溶け合ったプレートに彩りとして載せられたフレッシュ
オレンジの一切れもまた爽やかな酸味で絶妙。
狭いながらもウットリと別世界観を醸す店内で夢ごこちのひとときを過ごしました。
日本にいながらにして、ハンガリーを思い出させてくれるジェルボー。
素晴らしかった。
おつかいものにもぴったりなお菓子の数々が美しくケースに入れられており、
「ここ一番」と思うときに買いに行かれてはどうかとブログに書こうと強く
念じながら名残惜しくも店をあとにしました。
お手洗いもイメージを壊さない清潔で落ち着いた雰囲気になっていていちいち
感心しました。大人デートにもオススメ。(メガネをかけたおしゃれな御婦人が
お一人でコーヒーを楽しまれていましたが、それもまた欧州を彷彿させる
ハマり具合でした。)
参考(うっとりしていたので値段はボンヤリしか覚えてません):
Cappuccino 750円くらい
ハンガリーのジェルボーのサイト:Gerbeaud Budapest
素敵な記事:
All Aboutより「海外初進出のジェルボー! OPEN!」
夫は混雑を避けるために月曜に有休をとってまでの出陣でした。
その帰りに、奥さん孝行しようという意気込みを感じさせる「帰りにカフェぐらい
よっていこうよ」という言葉を「どうして子連れで・・・」とあまり気乗りしなかった
私でしたが、手をついて謝りたいようなビッグサプライズが待っていました。
なんと、地下鉄を降りて地上にあがり少し歩いたらジェルボー東京本店
があったのでした。
店内に足を踏み入れて、「どこがジェルボー?」と観察すると、石の冷たさと
重さが歴史を感じさせて好きだったあの深い緑色のテーブルや金糸と赤地の布が
張られた上品な椅子。天井にはオレンジの光を何層にも輝かせるガラスを多用
したゴージャスな照明。全部、持ってきたのか!と思うには綺麗すぎる新品感が
なんの手触りもないツルンとした違和感をもたせなかったといえば嘘になる
けれど、十分に気分はあがりました。
そうです。そこは、まるでテーマパークなのでした。
女性の店員もオーストリアのホテルで見るワンピースに前掛けといった
ハイジの好きだった女性ならやられちゃう感じのフフフな扮装。
すごくTOKYO的なものとしては、ガラス張りの店内奥にある厨房が見える
趣向になっていたこと。白人女性がひとりで今ふうに言えばスイーツ、を
お作りになっていました。
入店まもなくウットリとしながら、頼んだのはパラチンタ。
ハンガリーの甘味といえば思い出すのはパラチンタ。
冬の寒い日にハンガリー料理店に入った時しか食べなかった気もする
パラチンタ。すっごい久しぶりなので張り切って懐かしい味を注文。
出てきたのは懐かしいゆべし味のくるみの甘いあんが入ったあのパラチンタ。
説明:福島名物くるみゆべしを彷彿させるくるみをつぶしてペースト状にした甘いあん
をベトナム料理みたいにクルーッとクレープ生地でロールして美しくチョコレートソース
をかけたもの。バニラアイスがついていて、温かいクレープと冷たく溶け出すアイスの
織り成すハーモニーを楽しめるデザート。
さて、お味はといえばハンガリーでいただくものより、正直なところかなり
洗練されたカッコイイ切れ味のある盛りつけとお味になっていました。
オレンジの皮が細く切って花びらのように飾られ、くどいくらいに甘いのが持ち味
のデザートだけに、その苦味を口に含んだ途端「超クール」と内心拍手しちゃう感じ。
チョコレートソース、バニラが溶け合ったプレートに彩りとして載せられたフレッシュ
オレンジの一切れもまた爽やかな酸味で絶妙。
狭いながらもウットリと別世界観を醸す店内で夢ごこちのひとときを過ごしました。
日本にいながらにして、ハンガリーを思い出させてくれるジェルボー。
素晴らしかった。
おつかいものにもぴったりなお菓子の数々が美しくケースに入れられており、
「ここ一番」と思うときに買いに行かれてはどうかとブログに書こうと強く
念じながら名残惜しくも店をあとにしました。
お手洗いもイメージを壊さない清潔で落ち着いた雰囲気になっていていちいち
感心しました。大人デートにもオススメ。(メガネをかけたおしゃれな御婦人が
お一人でコーヒーを楽しまれていましたが、それもまた欧州を彷彿させる
ハマり具合でした。)
参考(うっとりしていたので値段はボンヤリしか覚えてません):
Cappuccino 750円くらい
ハンガリーのジェルボーのサイト:Gerbeaud Budapest
素敵な記事:
All Aboutより「海外初進出のジェルボー! OPEN!」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます