或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

美容室事情2

2005年10月19日 | ハンガリー(役立ちメモ)
ブダペストの美容室を利用して実感する美容師の傾向は3点。

・オーダーより短くなってしまう
・念入りブローでボリュームを出す
・レザーカットが好き(何も言わなければ必ず使用)      


私は髪が細く、柔らかく、量は少な目です。いわゆる「毛量調節」
「空気感がでる」と毛先を軽くするため、かみそりでシャーッ
シャーッと軽快に髪をカットするレザーカットは髪を痛め、
手触りゴワゴワ、絡まり・切れ毛になります。

黙っているとレザーカットにされてしまったり、あらかじめ
「やらないで」とオーダーしても、仕上げ段階になって
「ちょっとだけね」といってレザーを使われたことがあります。

自筆のイラストでよいので見せて、「レザーカットはダメ」の
意思表示を徹底すると良いようです。ここまですると皆さん、
使わないと快諾してくれました。

カット後のブローについては、外国人に扮装するときかぶるボブヘア
のカツラ?あれに似た形を好むようで実に念入り。往年のコーラス歌手
のような、きのこ型になった頭は日本人にはかなり恥ずかしいです。

ただ、ハンガリー人にはカッコよいみたいで美容室から出てくると
一斉に女性たちから注目されてびびります。店を出ると一気に
手グシで髪を崩そうとしますが、ヘアスプレーもしくはワックス
ばりばりでかなり難しいです。

2005年今の傾向では、メッシュを施すのも好まれるようです。
以前、人気絶頂だった頃の安室ちゃんのようにベースとなる金髪に
暗めブラウン、明るめブラウン、白っぽいゴールドが筋状に入った
動くたびに陰影がつき、髪に表情が出るスタイルですね。

ああいう感じは「美容室で綺麗にしています」とアピールできるのか
年齢を問わずオシャレな女性によく見かけます。

ヘアカラーは日本のように各種ブラウンがあり、ゴールドがあります。
特筆すべきは赤でしょう。正真正銘の真っ赤に染めています。

決してパンクロックな女性というわけでなく、赤い髪にしている女性は
街中でも割に見かけます。金髪に筋状もしくは襟足だけなど部分的に
ハッキリしたピンクに染めている女性もたまに見かけます。

また、顔立ちがエキゾチックだと自覚している女性は、黒髪にしている
ことが多いです。地毛が黒というひともあれば、明らかに染めて黒く
しているのかなという不自然なまでの黒さのひとまで様々。

茶色もいろいろあるということで随分色んなカラーバリエーションが
幅広い美容室で施せるようになっても「茶パツは茶パツ」として眉を
ひそめられる傾向にある日本とはかなり状況が違いますね。


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