この時期、暑い昼間は野鳥の姿を殆ど見ることが出来ません。野鳥たちも木陰で暑さをしのいでいるのでしょう。そんな事を知りながら今日の昼間、いつもの公園に少し寄ってみました。なんの期待もせずに行ってみましたが、珍しくホオジロの親子と出会いました。
もうすぐ独り立ちを迎える子供と親が、仲良く寄り添って散歩でもするように楽しく動き回っていました。子供はもう親と区別がつかないほど大きくなっていましたが、それでもやっぱり子供は子供で、親の傍についてまわり餌をねだったりしながら甘えていました。
そんな親子でしたが、その後、親鳥は昼の暑さに耐えられず小さな川の浅瀬に降りて行き涼しそうに水浴びを始めましたが、子供の方はどうやらまだ水には慣れてないようで、少し離れた木陰で寂しそうに親の姿をじ～っと見つめていました。
そんなホオジロ親子は姿は、人で心の「情」のようなものを感じさせてくれる微笑ましい姿でした。
