二日ぶりの晴れた日を迎え、例のキジがどうしてるのか気になり、何時も場所へ出かけてみました。
ほんの二、三日空けただけですが、広い田圃はすでに田植えが終わり、水を貯めた田んぼに小さな稲が太陽の陽射しをたっぷり浴びながら、風に揺られていました。長閑な初夏の風景が広がっていました。
肝心のキジですが、いつもよく見かける縄張りへ行ってみましたが、今日は姿が見えません。どこへいったのかな?と思いながら暫くその場で待ってみましたが、なかなか見えないので、仕方なく広い田圃を歩きながら探してみることにしました。
以前見つけたことのある場所を中心に、おおよそ30分ほど田圃の周辺を探していると、ある民家に近い畑で仲良く餌採りをしているキジの番をようやく発見することができました。
丁度、正午前だったので、2羽はもう餌採りを終えてお腹がいっぱいになったのか、発見した時は、番でのんびり移動していて、その姿はさながら真夏のデートをしてるようでした。
そして、そんなキジたちが戯れていた畑には、また不思議なことに秋を思わせるコスモスの花が咲き、赤いトンボまで飛んでいて、夏と秋が交錯するような光景が広がっていました。