ビナカの気まぐれ日記^^

日々の出会いを大切に・見て・聞いて笑ったこぼれ話

ReVA『復興支援スタディバスツアー』No.1

2013-05-21 15:51:57 | ボランティア
ReVA初企画『復興支援スタディバスツアー』は大成功でした(^_^)/
出発前には多少の不安もありましたが、参加していただいた皆様が
とても明るく楽しい方で、盛り沢山の楽しいツアーになりました。

まず先に
19日午後宮城県で震度5強の地震が起きた時、東北にいる私たちを
気遣って電話、メールをいただきありがとうございました。
嬉しかったですm(__)m

今回の「震災を風化させない・忘れない」スタディツアー2日間で、
私が目にしたものが写真で448枚あります。(写真選択も大変)
参加された方々が口々に「TVで見るのとは大違い!これは自分の
目で見るべきだ」とおっしゃっていました。
私の写真でどれだけのことをお伝えできるのかわかりませんが、
ReVAだからできた「復興スタディツアー」を見てください。
そしてできれば被災地を訪れ、ご自分の目で見て感じてください 
被災地の今を!


5/18 9時から陸前高田の語り部さんの案内で、市内を回りました。
スタートは国道45号上にある道の駅 高田松原




陸前高田は死者1700人以上
今年1月市営の追悼施設が完成しました(津波で流出した高田松原の松使用)


市民球場 
半年かけた大改修工事の終了目前に大津波を受け、1度も使われることはなった



ここは幸い78名全員が避難できた気仙中学校の爪痕
先生は逃げる際子供たちに「後ろを振り向くな」と叫んだそうです。
子供たちに地獄絵を見せてはいけないと。



語り部さんが常に口にする『あの日、あの時.....』
「私自身も高台に逃げるのが1分遅かったら、今日ここにはいないです」と



公共施設も多かった町の中心地は海抜0メートル地帯
市民体育館でも避難された80名のうち、生き延びることができたのは3名だったと





陸前高田駅へ向かうメインストリート


語り部さんが、見せてくれているのが賑やかだった商店街



陸前高田駅痕


ネットで見ましたが、とても素敵な駅舎だったんですね
今は仮復旧BRT(バス高速システム)が運行しています。



ビルの屋上の赤い線、ここまで津波が来たそうです



ここからは市の名勝を案内していただきました
まず『海岸山 普門寺』(説明は省きます)

とても静かで雉や鶯が鳴いていました







復興を祈る親子地蔵
長野県の善光寺関係の方々によって制作された高田松原の松を使った親子地蔵
子供は2体あるそうですが、この日1体は出張に出ていたようです。

車窓から、林檎の花、チューリップを楽しみました
 

高田松原の松ぼっくりから育った苗木が育っています



次は「気仙大工・左官 伝承館」

気仙大工左官の素晴らしい技法が見られます


今年3.11 神戸から分灯された「希望の灯り」



午前最後の写真は語り部さんが案内してくれた、高田第一中学校の運動会、
運動会ができる喜び、賑やかな子供たちの声
放送では「お父さん、お母さんシャッターチャンスを逃さないでくださ~い」と

リレーだったのか、とても足の速い男の子が1人2人...と抜いていきます
思わずバスの中から「がんばれ~」とエールを送りました。

≪午後に続く≫


コメント (2)
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