大家族・長期村の日々奮闘記

最終日の朝

日本時間 06時30分 いつものように朝の活動が始まりました。 ジローもグラッチェの散歩に子ども達が連れて行ってくれ、ヤギや羊達の食場の移動、畑の収穫が行われています。  今日が最終日です。

午前中は 全館の掃除・・そして 閉村式です。

私は、参加を断念しました。 さきほど、チーフディレクターの たーぼ&まむ を 自宅に呼んで(実は、自宅は校庭内にある元教職員住宅なのです)、最期の締めまでを 頼みました。 2人が切り回して来た 今回の長期村です。 それがふさわしいでしょう。

閉村式で読み上げて欲しい メッセージだけを託しました。

***


みなさん、ここ「ぶなの森自然学校」に来てくれて本当にありがとうございました。みなさんとは、子ども達、スタッフです。そして、とりわけ、子ども達を送り出して頂いたご家族の方々に敬意を表します。

今年は、長期村10周年でした。長期村は10年の間に少しずつ変化し、今の形になりました。それは、皆と創る長期村です。ここにいる、小学生、中学生、高校生、大学生、海外からの人達、そして、新しい未来のために社会勉強をしている人達、お年寄りや若い人までが一緒になり、この長期村を作りました。

長期村はひと夏の場所にすぎませんが、皆さんの心に残る、「心のふるさと」になることを信じています。

今、お別れし、それぞれの地域へ帰りますが、ここで経験した数々のことを忘れないでください。

新しいことに トライしてください。
好奇心を持ち続けてください。
そうすれば、きっと 新しい自分を発見することができます。

「一期一会」という日本の言葉があります。このメンバーが皆一緒に会うことはもうないでしょう。でも、忘れないでください。私たちは、同じ地球の上に、同じ空の下で生きています。 

自然学校もずっと、ここにあります。

じゃあな・・・皆、元気で。 

ぶなの森自然学校 村長 たかぎぃ

****

午後からは、サマータイムでなく、日本時間だ!!
電車や飛行機を乗り遅れないよう、にしなくては!!

コメント一覧

シロー
お疲れさまでした。
たかぎぃさん、スタッフのみなさん、お疲れさまでした。
初めての参加でしたが、私たち留守家族も、20日間の長い旅にブログを通じて同行することができました。
締めの参加を断念という村長さん、断腸の(団長の?)思いなのではないでしょうか。

期間中、一度こっそり自然学校をのぞきにうかがったのですが、古い校舎で、ヤギやニワトリがいて、ウラには畑もあって、という生活ぶりをしっかり見せていただきました。それに、黒松内の人々の地に足のついた生き方にも触れることができました。こんな環境で過ごすひと夏がうらやましい…。

「自然学校はずっとここにある」という団長さんのお言葉に敬意を表し、参加メンバーのひとりとして、今後も長期村を応援していきたいと思います。
ありがとうございました。
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