こんにちは。黒松内ぶなの森自然学校の代表をしております、高木(キャンプネーム:Jett Takagy Garuda13世)です。
皆様にご挨拶もなく、2019年長期村をスタートさせ、もう折り返し近くの中盤となりました。 毎週30名前後の子ども達と10代から70代までのスタッフ合計50名前後で、この暑い夏を熱く過ごしております。 ここまでは、多少のキズが会った子はいたものの大過なくすごしております。(手足口病でお帰りとなった子もいましたが・・・)今日からは、1泊2日にて4チームが、山へ川へ、別の町調査、秘境駅へと旅プログラムにでます。
さて、長期体験村は、20年前に文科省の後押しもあり、「子ども自然体験村」という名称で始まりました。その後、国の補助金支援もなくなったことを契機に、自然体験活動はメインではありますが、生活体験も重要視して、あえて自然体験という言葉をはずして、長期体験村としました。 ひと夏だけに現れる大家族コミュニティづくりがメインコンセプトです。
1ヶ月もキャンプを実施するのは、スタッフの確保が最大のキーポイントなのですが、いろいろなしくみを作り続けてくることができました。 そして、20年・・・。まあ、よくも続いたものです。 この事業スタート時に国の補助を受けて長期体験活動を始めた地域・団体は数多くあったのですが、その流れで今も続けている、「補助金の切れ目が縁の終わり」ではない箇所は、もう限られている、もしかして、うちくらい・・??の希少価値があるんじゃあないか、国の補助がスターターと間違いなくなり、それを元手として自立運営ができるようになったと自画自賛しております。
と、いうものの20年もやっていると、やはりシステム的に疲労してくるもので・・・、
実は・・、来年の開催の有無が未定なのであります。 体力的に最前線に立てなくなっているロートル域にあるアタシ自身の問題もありますが・・・、全体責任をもって長期村を切り回すチーフディレクター役の時期候補が身内の中で作りきれていないということの方が最大の課題だと思っています。 夏の期間だけのプロジェクトベースで運営する、中心スタッフに野外行動スキルをあまり求めない、野外自然体験活動にこだわり過ぎない運営方法もあるかもしれません・・・。
いずれにしても、各スタッフの生活もありますしね・・・、9月早々には、来年度の運営についてスタッフと真剣に話し合う必要があります。 皆様のご意見も頂ければ幸いです。
追伸 私のfacebookでも長期村の様子を発信しておりますので、ご笑覧ください。