あるところから、中国の奥地(、、とはどこを指すのか、わかりづらいのですが)について
ちょっと話してもらえないか、と頼まれました。
それで、数年ぶりに中国の雲南省を訪れた時に集めた資料などを出して読んでいたら、
すっかり陽が暮れてしまいました。
雲南省西北部の大理をたずねた時に、ナシ族という少数民族の村に行きました。
ナシ族は『トンパ文字』という独自の象形表意文字を持っているのです。
写真の文字は 人が手をつないでいるのが『デート』左が男の子、右が女の子です。
2番目は人が寝ているようですよね、、、『怠ける』です。
そして最後が『木』と『葉』
確かに象形文字です。
わかりやすいし、何だかかわいい!
ちょっと前に、ユニクロのTシャツのデザインにもなっていたような、、、
ところで『トンパ文字』の他に
もうひとつ、ナシ族を有名にしたのは、「通い婚」の風習です。
女性の家に男性が通う、、、という私たちにしてみれば驚くような習慣ですが、
少数民族として、生き残っていくために、また雲南のこの地方の文化や生活に合わせての
ぴったりの習慣だったようです。
世界は広いですよね。
考え方や習慣もさまざまです。
他国に行くと、何が『スタンダード』なのか、ということを改めて考え直す機会になります。




さて、とうとう来週から授業が始まります。
今はその準備に少々焦っています。