"モルティ"なビール / Malty beers

2022-07-28 | (クラフト)ビール / (Craft) beer
とっても素敵な熟成酒たち
・30年物の本格麦焼酎
・50年物の一段仕込み日本酒

が、セラーの中で
にょきっと顔を出して

出番を催促してくる様子が
たまらない愛おしいのですが、

これだけ暑いと、
僕の気持ちはすっかりビール党!

先日のリカーズハセガワさんで
購入したビールに続き、

新たに仕入れたビールたちの
テイスティングに勤しんでいます☆

【その1】
Warsteiner "Brewers Gold"
/ヴァルシュタイナー
「ブルワーズ・ゴールド」


本場ドイツの、
老舗大手ブルワリーによる
無濾過のラガー★


この色合いから期待した通りの
キャラクター!

スコットランドのエールを
想わせるモルティさ。

※もちろん、スタイルは
 ドイツの「ラガー」なので
 ホップのテイストもしっかり!!


「おお、絶妙なバランスが
 素晴らしい!
 さすがヴァルシュタイナー」

インポーターの小西酒造さん、
いい仕事しますね♪

と、ニコニコしながら
日本語のラベルを剥がし、
オリジナルの英語ラベルを確認すると、

原材料に
「Hop Extract/ホップ抽出物」
の文字が。


あれれ?

(この辺りの事情、
 全然詳しくないのですが)
ピュアなビールじゃないのカナ??

好みの味わいだから良し、
と思う一方で、

Hop Extractなるものの正体
(=目的、効用)を、きちんと
理解した上で評価しよう!

・・・そんな、勉強しなくちゃ!!
の1本。


【その2】
O'Hara "Leann Folláin"
~Extra Irish Stout~
/オハラ「エクストラ・
 アイリッシュ・スタウト」


ロースト・バーレイの風味がMAX!!
(ここまで強烈だと爽快ですね!笑)

アイリッシュ・スタウトといえば、
「ギネス」が定番中の定番。

通常のギネスの
smooth/なめらかな飲み心地、

あるいは「Foreign Extra」という
熱帯地方向け!?の、荒々しく
タフな銘柄もありますが、

いやいや、
これらでは物足りない!!

もっと黒々したニュアンスを
"ガツン"と楽しみたい、という
ヘビーユーザーさんには、

こちらの
O'Hara "Leann Folláin"が
お奨めです☆


※ただし、インパクトが
 相当にヘビーなので、
 1本を空けるのは大変かも。

もう1つ、"フラワリー"な
独特なキャラクターも、
ちょっとキツいかも!

・・・世の中/世界には、
いろんなスタイルのビールがある。

さらに、
それぞれのビアスタイルも
(基本となる銘柄はあれど)

醸造家さんの解釈で
全然異なるキャラクターに!

【モルティなビール】
そんな中、
「ただけんの好きなビールは?」
と、聞かれれば、

クラフトビール飲み始めた
20歳の頃から愛飲している、
「モルティなビール!」

~モルト=麦芽のキャラクターが
 しっかりしているビール~

とお答えします★


※もちろん、ホップの個性が
 (とんでもなく!?)強い
 流行の「IPA」も飲むのですが、

「ホップの風味99:モルト1」
「モルトはどこへ行った?」

そんな、
"ホップ・ホップ・ジャンプ"の
ブッ飛んだ銘柄ではなく、

バランスに優れた
素敵な銘柄が好きです★

【付記】
「モルティ」で検索したところ、
現役の醸造家さんがめっちゃ詳しく
説明されるブログを発見!

タイトル
「モルティなビールのそのわけは?」
by 市岡慎司氏

※改めて拝読し、
 醸造家さんの視点で、ビールを
 勉強しようと思います!!

※※
そんな市岡氏が醸造責任者を務める
「こぶし花ビール」は、

同氏の定年退職により、
(22年の歴史に幕を閉じ)
今年5月で休業。

~by 埼玉新聞3/30号
 オンラインの投稿より。


1990年代、
日本の地ビール黎明期から
第一線で活躍されてきた、

世界水準のビールを生み出す
醸造家さんが、ブランド力のある
醸造所をたたんでしまうのは、

ビールファンとして
寂しいものがあります。

※市岡氏の伝えてきたものが
 次の世代に、
 受け継がれますように!


(地元・長野では、引き続き
 ビールに関わられるようです)

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#IrishStout
#アイリッシュスタウト
#市岡慎司 #こぶし花ビール

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