本気でビアジャッジ / Tasting as a Beer Judge

2018-03-25 | (クラフト)ビール / (Craft) beer
ビアジャッジとして
真剣にテイスティング。

Pigeonnelleは、
フランスのロワール地方で
2003年に創業したブルワリー。

今回、目白・田中屋さんが
ラインアップされた4種類を
4日間かけて飲み比べました。

最終日の本日は、
最もハイアルコール(7.5%)な
Bière artisanale de Touraine
「ベルジャン・ブロンドエール」
(ビアスタイルガイドライン58-B)
らしきビールに挑戦!

※モルトのアロマ/フレーバーが
 ローどころか
ミディアム超あるので
 「58-B」に合致せず、
 しかし、他のビアスタイルにも
 当てはまりません!苦笑

/////////////////////

「カラー」Deep & bright gold
「泡」立ち:◎
   もち:△
「アロマ」:
Pigeonnelleのビールに共通する
"熱"感が残る、力強い酵母香
+カラメルモルト!?由来の
ふっくらとしたモルトの
キャラクターが絶妙なバランス。

※昔、"やんちゃ"してたけど、
 今は礼儀正しさ/落ち着きも
 わきまえた好青年、そんな印象。
→「モルト」ミディアムフル
 「ホップ」ロー
 「エステル(=酵母香)」:
ミディアムフル~フル

「フレーバー」:
Pigeonnelleシリーズに共通する
"酵母の香ばしさ+爽やかな酸味"に
負けないくらい、ふっくらとした
(カラメル!?)モルトの甘みも!
→タフな酵母のキャラクター&
 酸味をふっくら優しいモルトの
 甘みが包み込む、絶妙なバランス。

伝わりますでしょうか?(冷汗)

総合点は、100点満点中85点。
個人的には、Pigeonnelleの中で
最もバランス◎な逸品。

アルコール度数7.5%という、
モルトのキャラクターが強い
"タフ系"なビールとして、

たとえるなら、
ドイツの「ボック」や
アメリカの「アンバーエール」、
「アメリカンストロングエール」
など。

しかし、決定的に異なるのは、
Pigeonnelleのビールは、
「力強い酵母のキャラクター」と
「爽やかな酸味」がベース。

その上で、アルコール度数
3.5%~8.5%のビールを
造り分けており、
アルコール度数が高くなるほど
モルトのキャラクターとの
調和が優れる印象。

※本国フランスでは、
 自然派ワインの生産者たちが
 ワイン造りの合間の
 喉の渇きを癒すために愛飲する
 人気銘柄、だそうです★
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