昨日、知人の犬ブログを読んでいたら。
トレーニング教室で、シェーピングのトレーニングのひとつで「ペットボトルを鼻で倒す」というのがあったと。
知人の愛犬さんはなかなかできず、苦労したと書いていた。
んん? ゆうらさん、こういうの得意だったりするんだよね
ということで、早速チャレンジしたら。
あららー、すぐできちゃった
教え方はね。
新しいトリックを教えるときは、ジャックポット(そのワンコさんがいちばん喜ぶおやつ)を用意して。
まずはボトルを犬の前に置いて。
興味津々にボトルに近づいて、鼻がちょっとでもボトルについたら、すぐ褒めて(クリッカーでもOK)フードをあげますよ。
鼻以外のものをつけたときはほめない。フードもあげない。無視します。
根気よくして繰り返して、鼻がボトルについたらいいことある、と学習させます。
それを覚えたら、今度は鼻で触っているうちにボトルが倒れたら。
これでもかーーってくらい褒めてフードをあげます。
褒めてフードをあげるタイミングは重要です。できたらすかさずに。
これをまた繰り返しやっているうちにできてきます。
できてきたらコマンドをつけます。「倒せ」とか「ポン」とかなんでもオッケー。
初めから「倒せ、たおせ」と言っても犬には理解できません。
ただしい行動ができて、初めて言葉をつけるのですぅ。
犬の集中力は長続きしないので、1回10分くらいでトレーニングはやめておきましょう。
短い時間で何度でも、かな。
ゆうらさんの場合は。
ボトルを置いたら「なにこれ?」と鼻をつけたので、まずはすぐに「そうそう!」と褒めてフードを食べさせて。
次に「ゆうら、トンして」と言ったら。
「こうかな?」と鼻で倒したので「そうそうーーっ!上手うぅぅ!」とものすごーく褒めて。
フードもあげたら、もう理解したようで。
次からはもう完璧に倒すようになりました
さすがトリック好きですよ
今日はもう遠くに置いたボトルを指さして「トンしてきて」というと、走って行って倒してくるようになりました。
上手、じょうず
ついでにもうひとつ。これはもうだいぶ前に習得したトリック。
「くしゅん」といったらティッシュを取ってくれるトリック。
これはね、ダップ兄さんが。
飼い主さんがくしゃみをすると、兄さんも「くしゅんっ」とくしゃみするトリックをするのです。
兄さんに続けと練習したけど、むずかしいらしく、なかなかできず。
そうだ、くしゅんと言ったらティッシュ取ってくれるトリックも面白いじゃん?と思い、変更。
トレーニングしてみました。
物を取ってきたり、拾って渡すことが大好きなゆうらさん。
「取ってくる」トリックを応用します。
まずはティッシュボックスを遠くに置いて、ティッシュを指さして「取ってきてーー」と言ったら。
走っていって。
最初は箱ごともってこようとしましたけど、ゆうらさんなりに試行錯誤しているうちにティッシュに口が当たったのです。
すかさず「それそれっ」と言ったら、びゅんとティッシュを抜いてもってきたのです。
「えらい、できたねー、じょうずぅぅ」とたくさん褒めて、フードをご馳走。
次からはもうまちがいなく、ティッシュを1枚引き抜いて持ってきてくれました。
「くしゅん」または「くしゅん、取って」というとティッシュボックスに手をかけて。
口にくわえてとってきます。
引き出すときはこんなふうに。
持ってきたティッシュを「とーちゃんに持ってて」「ばーちゃんに渡してきて」というと
持って行って渡してくることも、できるようになっちゃいました
名前がわからない人にも指さしして「あのひとに渡してきて」というと持って行ってくれます。
「指さしたらその方向を見る」というトレーニングの応用も使ってるってことになりますね。
トリックは、トリックの積み重ね、応用でできるものです。
遊びながら教えればお互い楽しいし、できたときはものすごーくうれしいものです。
いろいろトリックができてくると、犬も察する力、自分でこうかな? と考える力がつくようで。
あたらしいトリックを教える毎に、覚えるのが早くなると実感しています。
今日みたいな雨でお外にでられないときは、おうちのなかでトリックのトレーニングするのもいいのでは?
と思います
あのね、こういう記事、「動画使えよっ」て言われるの、十分承知。
でも動画の載せ方、よくわかんないんだもーーーーーーーーん
もう3年はブログやってるのにねぇぇぇ、あはははは・・・・・・
すんまそん。
ゆうらさんのトリックをみたいお友達は、ぜひゆうら家に足をお運びくださいませ
近場なら出張もいたしましょう
ゆうらさんの今回のジャックポットは。
先日の流鏑馬イベントのときに買った、おいものチップス。
「おいもがあればなんでもできるっ!!」(猪木ふうに読んで 笑)
ではまた