近くに台風があるからね、今朝は勢いよく雨が降った。
しばらくしたら止んで太陽が顔をだしてきた。
ふと西の空を見たら。
虹がでていた。
太くて立派な虹。
ミュウさんがお空に昇ってから、我が家では虹はミュウさんが出していると思っている。
ミュウさんが亡くなって、荼毘に向かう道すがらから荼毘が終わるまで。
その日は太陽の周りにまあるく、虹のようなものがずっとでていた。
きっとミュウさんの、私たちへの最後のメッセージだったと信じている。
それからは虹がでるたび「あ、ミュウさんが何か言っている」と思っている。
ほんとうに、何かが起きたり、悩んでいると必ず虹がでる。
先日も、リウマチの検査結果のことでちょっと落ち込んだことがあった。
夕方、ゆうらさんのお散歩時、とぼとぼな気分で歩いていたら。
一緒に歩いていたお散歩仲間さんが「あ、虹だ!」
その声で顔をあげて空を見たら、きれいな虹があった。
きっとミュウさんが「大丈夫よ、私がついてる、守ってるから」って言ってくれたんだと思った。
「下ばかり見てたらだめよ、上向いて笑ってね」って言ってくれたんだと思った。
ミュウさんて。
静かに、いつも寄り添ってくれている。
そういうコだったもの。
今朝もきっと。
忙しいとーちゃんと、何気に毎日どこか痛い私に「がんばれ」って言ってくれたんだよね。
ありがと、ミュウさん。
大丈夫だよ。
とーちゃんも私も。ゆうらと一緒に笑って頑張るからね。
いつかミュウさんのところに行ったら。
お返しにぎゅーーーーーーーーーーーーーって、抱きしめよう。