ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

ステロイド最終投薬から765日目(5/29) 病院へ

2017-05-30 | 優来のこと

晴れ 27℃くらい 日向は暑いけど風はさわやか

いつも通り起床。歩行関節異常なし。排泄問題なし。

食欲旺盛。元気あり。舌なめずりやげっぷはすくない。

 

病院へ狂犬病予防注射接種に行く。

相変わらずの混み具合。予約して行ったから1時間弱程度で順番がきた。

 

触診で問題なし。

おねしょの件。ゆうらは熟睡しちゃうタイプですか? と聞かれる。

そうだと思う。夜中もおっびろがっていびきかいてるからね。

おねしょは飼い主お休みの日で、いつもより朝ものんびり寝ている日が多い。

ゆうらも飼い主が起きるまで爆睡なので、その間に膀胱の容量超えるくらいの尿が溜まって

出てしまうんだろう、とのこと。やっぱりそうかぁ。

頻尿になったり、頻繁におねしょする場合は、ビタミン剤等の治療をするらしい。

膀胱をすこし大きくするような治療。

だけどゆうらさんはときどきだから、まだ治療するようなことではないとのこと。

要は私がお休みの日もいつもくらいの時間に起きてあげればいいのよね。

 

げっぷなど胃もたれな感じについて。嘔吐もなく下痢もないので、こちらも検査まですることはないとのこと。

たしかにかるい胃もたれなのでしょう。今まで通り、気になる日は胃薬投薬することに。

今回は多めに40日分の常備薬をもらう。

ときどきのどに何か詰まったときみたいに、げーーってすることがある。

たまたま看護師さんが保定しているときに出た。こんな感じなんだけど?

これは咳だそうだ。病気とかではなさそう。

私たちがなにかでむせるのと同じらしい。

ツバがへんなほうに入って、なったりしているんだと思うとのこと。

ただし、連続して出るとかは病気の可能性があるから検査が必要。

 

それから歯磨きのこと。

ゆうらは毎晩寝る前に歯磨きしているけれど、うまく内側がみがけないのだ。

磨かしてくれないの。最近内側がきたなくなってきてて。

なんとなく口臭がするような気がするのだ。

ヒトも毎日歯磨きしていても歯石がつく。それで歯医者さんにお掃除してもらう。

丁寧に磨けるひとだってそうなんだから、犬だってどう磨いたってつきますよ。

でもみがかないよりはもちろんみがいたほうがいいんだから、続けましょう。

どなたも内側には苦労します。歯磨きガムを併用するのもいいでしょう、とのこと。

ただし蹄などの固いものはNG。歯が折れてしまうことがあるから。

おもちゃだったらロープタイプ。ひっぱりっこしたり噛んでると歯石がとれたりする。

歯と歯茎の境目が赤くなったりしたら、麻酔をかけてきれいにすることが必要となる。

今、麻酔なしでやるところがあるけど、やめたほうがいいそうです。

といわれなくても行かないわ。あれは恐怖心いだかせそうだし。

 

熱は38,5℃。体調もこのくらいなら予防注射しても大丈夫。

ということなので、接種した。接種後も問題起きず。

 

あー、リンパの袋のこと。聞くの忘れた。ま、大丈夫でしょう。

 

それから、ずっと聞きたかったこと、聞いた。

ゆうらさんの病院では、フィラリア予防の「注射」はしていない。なぜか?

フィラリアの予防注射のメリットは。

一年中、いつでも接種できる。なので春ではなくても大丈夫なので。

春の混雑する病院を避けることができる。これは病院側にとってもたすかること。

毎月薬を投与するわずらわしさがない。投薬を忘れてしまった!とあせることもない。

12か月タイプの注射をした場合、本来ならば感染することがないわけだから

血液検査をする必要がない。病院の混雑を減らすことができる。

(業者も血液検査、できればやりましょうってことにかわりつつあるらしいけど)

そんなところかな。

で、ゆうらさんの病院がこの注射を採用しない理由は。

注射には6か月タイプと12か月タイプがある。

6か月タイプだと、ゆうらさん地方では予防する期間に足りない。

(湘南は5~12月まで予防が必要。8か月。)

残りの2か月間、違うタイプの薬を投薬しなくてはならなくなる。

12か月タイプだと予防が必要ない期間まで薬が影響していることになる。

はたしてそれは必要なのか? 体の負担的にはどうなのか? と先生たちは感じている。

それと。アレルギーの問題。

フィラリアの注射も狂犬病も混合ワクチンも、アレルギーがでる場合がある。

フィラリア注射も実は最初のころ、アレルギーによる死亡事故が何件かあったとのこと。

(それもなぜか日本犬に多かったらしい)

それは稀である、といえばそうなんだけど。

一年に3回もアレルギーを起こすこともあり得ることをするのは、動物にとってよくないのではないか?

減らせられるなら回数は少ないほうがいい。

安心安全な飲み薬があるのに、稀であってもゼロではないことが起きるものを、

使う必要はないだろう。

そういった理由で注射は採用していないそうだ。

なるほど納得。

業者からは今でも薦められるそうだ。

「でも業者に簡単に流されませんから」とH先生は笑ってた。

別にこのお話を聞かなくても、我が家は注射に変更する気はまったくなかったけどね。

だって、ネクスガード、すごく喜んでおいしそうに食べてくれるもん。

いやなものは、楽しんで摂れるのがいちばんよ。

 

次回は、触診等と9月にフィラリアのお薬をもらいに行く。

それまで。夏を元気にすごせますように。

 

注射が終わって、お外のベンチで様子見中。

ニコニコ顔のゆうらさん。

 

 おりこうさんでしたよ。

 


愚痴でもあり メッセージでもあり 宣言でもあり

2017-05-30 | かーちゃんの難病

日々、ブログでは楽しいこと書いてるけどね。

つらい日もあるのです、ほんとうはね。

負の力に支配される日もあるのです。

 

「病は気からっていうじゃん? 気持ちのせいでしょ」

なんてね、あかるく笑って言われて傷つくことがありますよ。

確かにね、前向きに思ってるほうが病状がよくなることってあると思う。

でもね。痛いときって、そうそう前向きになれないこともあるんですよ。

いつも前向きで笑ってる患者さんだって、こころのどこかでは

不安だったり、落ち込んでたりすると思うのです。

その部分に攻め込まれないように。頑張って笑ってるってこともあると思う。

そんなひとに「あなたは強い」というのは、励ましでもあるけど。

ときにはプレッシャーだったりすると思う。

 

「あんたより痛くてつらいひとはたくさんいる。頑張りなさいよ」ってことも言われるのね。

確かにそうだろうけど。

症状とか痛みは、人と比べるものではないし、くらべられないものだと思う。

がん闘病してる麻央さんがブログに書いていた。

同じ病気でも症状も痛みも治療もそれぞれ。同じではない。

「自分」と向き合って自分と闘っている、みたいなこと。

ほんとうにそう。

日々闘っているのです、わたしたち、難病持ちはね、自分の心と症状と。

夜寝る前に「明日の朝起きたら、少し痛みが減っていますように」と祈り。

起きたとき、何も変わっていなくてがっかりしても。

日々の生活のために起きて。かべに寄りかかりながらも一日生きるのです。

 

私のふたつの持病。

膀胱関係のほうは、ほぼ寛解。無症状に近い。

次回の診察時に私のほうから、治療の仮卒業はどうか? と打診してみようと思っているくらい。

だけど。

リウマチのほうは・・一進一退な感じなのです。

数値的にはよくコントロールされているようだけれど。

実は痛みがない日はほぼなし。どこかしら微妙に痛いのです。

ここ最近は急に暑くなったり、気圧の関係もあるのか、けっこう痛い日が続いているのです。

 

リウマチにとってよくないことはいろいろあるけれど。

特に睡眠不足と動きすぎ。そしてストレス。

「夜の睡眠は7時間は必須」と主治医は言います。けど我が家の生活上、それは無理。

「その分昼寝で挽回しなさいね」と主治医がいいます。

なので、睡眠はどうにかコントロールできるとして。

動くこととストレスは、無理。

だってね、家事とか、そのほかの家の諸事情って、私しかやるひといないから。

「ずほら、くらいがちょうどいいの。ご家族に病気のこと理解してもらって、甘えていいの。

いろいろ手伝ってもらってね」と主治医がいいます。

リウマチの冊子とか渡されたので、家族、オットを始め、実家関係者にも読んでもらったり、

話したりしたけど。

あまり、理解されてないんじゃないかな? と私は思っている。

いろいろお願いして「わかった」という返事はもらうけど。

なかなかお願いしたことしてくれない。待っても待ってもされない。

このね、待つことがストレスになってしまうのです。

だからね、自分でする。痛くてもする。その痛みがまたストレスとなる。

ふつうのように動いてやれてるから、どってことないんだなって思われてるような気がする。

逆に、あれしてこれしてって頼まれるからね。

「痛いんだよ」と言っても、なんだかさらりとスルーされてしまう感じがする。

もうね。どうでもいいやって、投げやりな気持ちになるの、 ときどき。

 

そんなときに通院日が来て、いつも面白おかしく話をしてくれたり。

「そりゃそりゃね、困ったなぁ」って話を聞いてくれる主治医に会うとほっとする。

気持ちをだいぶあげて帰ってこれる。先生がいるから耐えられてるね、私。

主治医にお願いしているのです。

あと10年だけでいいから、ふつうに動けるようにしてねって。

「なにをおっしゃる? 今や人生100年だよー。ミュウママさんなんてまだ若輩者じゃん?

もうね、僕がトータルに診て長生きさせちゃうね」なんて主治医はいつも言う。

「私が100歳になるだいぶ前に、先生のほうが逝っちゃうじゃん?」

「おおー、そうだった!」なんて。

でも、そのくっだらない会話がよい治療だったりしますよ。

 

あと10年。それは。

ゆうらの、犬生。残りの年数。

家族は私がいなくても生きていけるでしょう、ひとだから。

でも、ゆうらは世話する私がいないと生きていけないし。

ゆうらが全うするまで、ちゃんと見守るのが私の責任だから。

10年はがんばって闘うって決めている。そのあとはどうでもいいかなって思ってる。

長生きすれば幸せってことではないと思うからね。

要は日々の質というか。

ゆうらが私のもとで生きて良かったと思ってくれること。

私もたのしかったし、幸せだったよって思えるように、日々生きること。

10年。それを目標に。

 

リウマチの痛みって、ひとそれぞれで。いちがいにこうですとは言えないけれど。

私の痛みを例えるなら。

定規のエッジを手のひらで、思い切り力を込めてぎゅうっと握ったときのような痛さ。

定規のエッジを足で思い切り踏んだような痛さ。

ときにはそのエッジに針が生えていて、それを掴んだり踏んだりしたような痛さ。

想像してみてよ。やってみて。

そんな痛みを抱えて、包丁握ったり、バイクのアクセル開けたり。

家事で歩いて、お散歩で歩いたりしているのです。

ときには。

泣きたくなるし、愚痴りたくなるよ、仮にあなたがこうなってもね。

 

自分がリウマチになってよくわかったこと。よかったと思ったこと。

リウマチを患ってるワンコたち。

ひとはこうやって痛いってこと伝えられるし、愚痴れるけど。

犬たちは言えないものね。ひたすら痛みに耐えてるんだよね。

それを思うと・・・・・。

少しでもみんなの痛みがやわらぎますように。

ひとのリウマチ治療は劇的に進歩してきているらしい。

犬のリウマチ治療も進化しますように。

ひとのリウマチ治療が犬にも使えるようになりますように。

 

そして、ゆうらのリウマチが寛解してよかった。ほんとうによかった。

ゆうらにはこの痛みを経験してほしくない。

させたくないから。

これからも注意していくね。

 

吐き出してすこしすっきりした。

来週は通院日。主治医にブログで愚痴ったって言おう。

「あらま? でもいいんじゃないの?」って言いそうだな。

 

 

 

      心が「負」の状態なので、コメント欄は閉じます。