ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

安楽死

2016-01-17 | 日常・つぶやき

最近、お散歩で見かけないなぁって思ってたワンコさんがいた。

どの犬にも人にも冷静な対応でマイペース。

お行儀もよいので、飼い主さんはノーリードでお散歩してた。

(あ、お行儀がよくてもノーリードでお散歩してはだめですよ)

先日お散歩で会った、このワンコさんとご近所の犬友飼い主さんから聞いた。

てんかんの持病を持っていたそうで、それがものすごくひどくなり、

安楽死させたということだった。

ゆうらさんと同い年。6才でした。

 

ミュウさんがまだ若い頃、病院でミュウさんの主治医に突然訊ねられたことがあった。

「今日、うちの若い先生たちと安楽死について話すことがあったんだけど。

若い先生たちは安楽死には反対でね。できる気限り力を尽くす。

それが動物のため、飼い主さんのためでもあるっていうんだけど。

僕は安楽死はありだと思ってる。

尊厳をもって送りだすことでもあると思うんだよね。

ミュウママさんはどう思う?」

動けず、食べられず、排泄も自分でできず。意識もなく、もどるこはもう無理。呼吸も苦しそう。

治療方法ももうなにもない、獣医さんがなす術も何もない。

生きているのはただ苦しいだけ。

そういう状況ならばありなのかな。でも自分の犬にする勇気はないと答えたこと覚えている。

 

私が大学病院に勤めているとき、終末期のがん患者さんが。

意識がもどることはもうないだろうの状態で、たくさんの機材につながれて。

呼吸機の力で息をしている。

それでもご家族が生きててほしいと望んでいるから、生かされている。

もう解放してあげてほしいなって、見ていて何度思ったことか。

でもね、ご家族の気持ちもわかる。

愛するもの、失いたくないものね。

 

安楽死。

むずかしい問題。

もしゆうらがそういう状況になったとしたら。

私は決断できないと思う。

わかってはいるけど。

・・・やっぱりできないかな。

 

つらい、苦しい別れにならないように。

日々、ゆうらさんのこと、気にかけて。

治療できるものはちゃんとして。

苦しいときはいたわって。

自然に全うできるようにしてあげたい。

努力する。

 

昨年の今ごろから、ゆうらさんの胃腸の不調が始まりました。

私はあの日々がトラウマになっていて。

またなってしまうんじゃないか、とドキドキしたりしています。

本当に地獄のような日々だったから。

 

どうか、どうか。

寒い冬を無事に乗り越えて、明るい春がきますように。

 

そして。

なつちゃん、安らかに。

 

 

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヒナママ)
2016-01-17 14:45:29
先代犬あみちゃんの最後の一日。
痙攣を繰り返し、それでも必死に生きようとしてた。
真夜中になり、その姿にやりきれなくなった私は、主治医に安楽死を頼んだの。
当直だった若い主治医は、生きようとしてる子の命を最後まで見守って欲しいと。
はっと我に返り、安楽死を考えた自分に深く後悔して。
息を引き取るまで見守って天国へ送ってあげたけれど、今もどちらがよかったのか、答えはでないよ。
どちらも間違いじゃないと思う。
人間も同じよね。
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Unknown (ミュウママ)
2016-01-17 17:35:58
☆ヒナママちゃん
そんなことがあったんだね。
これは難しい問題。
ましてや物言えぬ動物。
本当はどうしてほしいのかって聞けないし。

私は安楽死を否定するわけではないの。
それが必要なこともあると思う。
けど。
自分の子にする勇気が今はない。
そうしなくていいように。
毎日大切に。
守ってあげるようにしたいな。
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Unknown (JIN)
2016-01-17 23:24:55
難しい問題ですね。
あっ、まずは。
なつさん、どうぞ安らかに。
ゆっくり休んでくださいね。
ご家族の方もどうぞご自愛ください。

安楽死。
ワタクシは選択に迫られても選ぶ勇気が無いかな。
たとえそれがワンコの精神、肉体にとって最善の方法だったとしても。
っていうか、最善の方法が何かなんて飼い主にはわからないのかも。
ただ、最後の瞬間は手の中で眠ってほしい。
飼い主がエゴかもしれないですけど。
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Unknown (ミュウママ)
2016-01-18 08:47:48
☆JINちゃん
そうだよね、最善の方法とか。
正しかったのかどうかなんて。
いつまでたってもわからないよね。
だからこそ。
ちゃんと最後まで守ってあげて。
見送ってあげたいと思う。
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Unknown (ベッキーの母)
2016-01-18 11:02:51
難しい選択だね。。。
私の知り合いは高齢の癌末期ネコに「安楽死」の選択をしました。医者からも「これ以上の治療はネコにとっては苦痛だけですよ。充分に看てあげたのですから・・・」と言われたそうです。
その事をご主人に「お前はネコを安楽死させた!」と後々、言われ、非常に傷つきました。
未だに尾を引いているようで「アイツの時はサッサと安楽死させてやる・・・」と呟いています。
どちらが良いか、悪いかは他人も本人も正解を出すことができないと思います。
ベッキー、一緒に過ごせる時間を大事にしようね。
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Unknown (ミュウママ)
2016-01-18 17:27:43
☆ベッキーの母ちゃん
高齢で末期で、治療が苦痛でしかないのなら。
解放してあげるために必要なのでしょうね。
それでも決断するのは苦しいよね。
ご主人にそんなふうに責められちゃうのも、傷つくね。
家族みんなの問題なのに。

ほんとうに。
一緒にいる時間を大切にしましょ。


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