施設で演奏するということ

施設で演奏するという事を
十数年間にわたるは本当にいろんな施設にお邪魔して。
でもそれで気がついたことがありました。
それはボランティアなんかでは無く、
我々若者たちの義務のようなもの。
私は表現が偏っているように聞こえるかもしれませんが

今我々がこうして演奏活動を続けられるのは
目の前におられる人生の先輩方が
ご自身の人生を投げ打って、お国のためと生きて
この国を作ってきたからだと思います。
これは戦争も含めてを意味します。
ですからその方々が今人生の最後のステージに
おられる、その時間を今、楽しんでもらうために
何かするというのはこれは我々若者たちの
義務なのではと思うわけです。
そこに感謝の気持ちがなければ。

勿論、ここ十数年で入居者様の年齢も変化
現在は戦後にお生まれになった方だって
入居されている場合も。
戦争に限らず激動の昭和を生きてこられたという意味で。

昨日は地元の施設へ行きました。
社長がお世話になっていた所です。
だから行くというのもありますが、
それだけではない気持ちがある訳なのです。