メモ。
ちょっと前に「UbuntuにSpiderMonkeyが実はあった」と言うような記事を書いた。
そこで、
「あれ、ひょっとしたらGoogle V8も名前が変わってあるんじゃない・・・?」
と思いついて検索してみた。
そしたらあった、と言う話。
ここで、上で「検索してみた」って書いただろ?
うん、文字通りWeb検索してみたんだな。
しかし、本来だったら、UbuntuならSynapticパッケージマネージャで事足りる筈なんだわ。
何故ならSynapticは「ソフトウェアアーカイブを検索して探したソフトウェアをインストールする」ツールだから、だ。
ところが、こいつの検索性能があんま良くない。
いや、Ubuntuの初期のSynapticは検索性能が良かったと思うんだけど、Ubuntuのヴァージョンが上がる度に「絞り」が甘くなってる気がするんだよなぁ。
結果、Synapticで目的のソフトウェアを検索するよりWeb検索でまずは「どーなってんのか」下調べせなアカンっつーか・・・・・・。
困ったモンだ。
結論から言うと、Ubuntuでは
- libnode-dev
- libnode72
の2つでGoogle V8がインストールできる。
面倒なのが、Google V8単独じゃなく、ブレークしたNode.jsと言うサーバーサイドJavaScriptのプログラミング環境のパッケージになっていて、そのシステムとしてV8が含まれてる、って事だ。
まぁ、ある意味、ローカルで動かすJavaScript処理系としてはアイディアルなブツではあるんだが・・・。
この、「名前の変更」とか「パッケージの再構築」になった時、一発では分からん辺りが問題なんだよなぁ。
起動コマンドはそのまま「node」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c7/d8fa0955906c2e22b3817183736000de.png)
これでUbuntuだと
- rhino: Rhinoを起動
- js91: SpiderMonkeyを起動
- js/node: node.js/Google V8を起動
となるわけだ(※1)。
一方ちと面倒臭いのは終了コマンドだ。
通常、プログラミング言語処理系(インタプリタ)だと、quitやexitが終了コマンドになってるが、node.jsだとprocess.exit()と言うちと想像がつかないコマンドになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/cf/dfcbcaee2f7d81c596530042fff4a884.png)
※1: Google V8/Node.jsの導入により、起動エイリアス名jsはRhinoからV8が乗っ取った(笑)。