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Retro-gaming and so on

PC-9801版 ロードス島戦記 灰色の魔女 その13

カーラの屋敷の見取り図はこんなカンジ。


入り口から一歩進むとカーラの手下が出迎えてくれる。



倒すとまたしてもイラつく小芝居が始まる。





・・・・・・関西圏的なギャグなのだろうか。
まぁ、何度も言ったけど、このゲーム、実はある意味小説版とは何も関係なく、要するにコンプティークで連載されてたリプレイが原作である。
よって、ファンタジーに浸れないで、「あ〜中の人の会話なのね」とか思いながら諦めるしか無い。
要するに、そういう意味ではマジメなゲームではないのだ。

さて、宝箱を回収してさっさとカーラに会いに行こう。







とまぁ、また小芝居が始まる。
ワンドで魔法使用不可能な状態にしてギムとパーンで叩きまくる。
あとはウッドチャックとスレインに弓矢で遠距離攻撃させよう。
カーラのクリティカルは痛いが、以前指摘した通り、このゲームは乱数の効果が大きすぎる。
結局、運否天賦で決まるゲームなのだ。

カーラを倒すと、いきなりエンディングに突入する。









そしてスタッフロール。
























と、これにて一巻の終わり、である。
色ボケ王女とエトの結婚式の絵で終了、ってのもまた何とも後味が悪い終わり方である(笑)。

如何だったろうか?
実は今回、サブシナリオ、と言うものは全部スキップしたが、どっちにせよ、メインストーリー自体は大して長くもない。
初見の3Dダンジョンでマップ無しで探索しつくさない限り、実は小粒のゲームなのだ。
そして、クオリティの低さが伝わっただろうか。マジでドラクエIIIが出た年と同じ年に出たとは信じられない出来である。
これも全て、TRPGとしてのシステム自体が実はそんなにこなれてないせいだと思われる。
サムいギャグは満載だが。

断っておくが、実はIIの方が割に遊びやすくはなってる。
しかしいずれにせよ、とてもじゃないけど、「名作」とは言えないゲームの出来だ。
繰り返すが、もし入手が可能だったらPCエンジン版の方がやっぱオススメである。
ストーリーラインは丸っきり同じだが、ハドソンの方が圧倒的にゲームプログラミングは上手い。
いずれにせよ、このゲーム自体は「時代の徒花」でしかない、と言えよう。
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