いや、また他の人のブログ読んでたんですが。
あれ、このトップ画像、ドラゴンスピリットじゃなくってメガドラのスーパーサンダーブレードじゃないかしらん。
貼り付け間違いかしらん・・・まぁいいんですが。
ところで、シューティング苦手族で、あんまゲーセン行かなかった人としては実はシューティングってそこまで詳しくないんですよ。メジャーどころなグラディウス、ダライアス、R-Typeとか、やったこたぁねぇけど名前くらいは知ってますが、細かいゲームになるとサッパリ分からん。
ドラゴンスピリットなんてぶっちゃけ、割に最近知った名前です。往年のゲーセン大好きな人たちってのはこのゲームを相当評価してて、PCエンジンでこれがリリースされた時は狂喜乱舞だったそうです。うん、全然知らんわ(笑)。
ホント、ゲームの事、もっと勉強せなアカンな。
ただ、このゲームの画像とか見た時、あるゲームを思い浮かべたんですよね〜。
ドラゴンとか、みんなそんなに乗りたいの?
知らんけど。
ええと、そのうちいつか書きたいたぁ思ってるんですが。SSI(Strategic Simulations, inc)のAdvanced Dungeons & DragonsのGold Boxシリーズ。
ハッキリ言うけど、レトロRPGだとダントツ1位のシリーズだと思っています。クッソ面白い。
ただね、Gold Boxのシリーズそのものはいいんですが。SSIって何だか良く分からん派生ゲームもたくさん出してたんですよ。ええ、そんなん誰得?みてぇな。いくらAD&Dのライセンス取ったから、っつって粗製濫造し過ぎてませんか?と。
いや、実際はSSIがそうしたかったから、じゃなくって版権持ってたTSRの意向だったらしいんですけどね。
「せっかくライセンスしたんだからもっと色々な種類のゲーム作ってガンガン出さな儲かりまへんで?」
的な圧力かけたとかかけなかったとか(笑)。内心SSIは辟易してた、とか言う話があるんですが(笑)。
まあそんな中で。アメリカ人ってフライトシミュレータが好きじゃないですか。それでSSIが「ドラゴンに乗って敵と闘う」と言うコンバットフライトシミュレータを1990年に出すんですよ。まあ、製作自体はWestwood Studioと言う下請けがやったんですが。
それがDragon Strikeと言うゲームです。日本だとポニーキャニオンがPC-9801とX68000に移植しています。PC-9801版だとこんなカンジですね。
ファンタジーなフライトシミュレータでしょ(笑)?良くある3Dの。凄い。
まぁ、日本で売れたかどうかは知らんけどな(笑)。
でも、これは別にドラゴンスピリットに似ていない。コンセプトはともかくとして、2Dと3Dじゃ違うしね。
ところが、だ。実は日本未発売なんだけど、これの海外ファミコン版が存在する。
しかも、版元は移植権持ってたポニーキャニオン。つまり、ポニーキャニオンはこのゲームのファミコン移植版を作ってたんだけど、国内リリースはせんで、アメリカで売るしかしなかったのね。
って事で我々は知らないし、遊べなかったわけだ(もっとも日本で売ったから、と言って売れたかどうかは別問題だけどな)。
んで、原作は3Dだったんだけど、移植版は2Dにしてる・・・って事はどう見ても偽ドラゴンスピリットの出来上がりですどうもありがとうございました、になるってわけ。
うん、例えばヒルズファーとか、あるいはヒーローズ・オブ・ランスとか、ドラゴンズ・オブ・フレイムとか、あまりにヘナチョコなゲームばっか出してたんで、この辺のはどーしても評価が低くなりがちなんですが(実際、ポニーキャニオンがどうの、って問題じゃなくって、SSIの原作そのものがこの辺はヘナチョコだった)、この幻のファミコン版DragonStrikeに関しては、意外とドラゴンスピリットのお陰で、万が一国内リリースされてもそんなに評価は低くならんかったんじゃないかな、とか思うわけです。
まぁ、シューティング苦手だから知らんけどな(笑)。
ちなみにこのNES版、国外のAmazonのレーティングだと4.8なんで結構高評価です。