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Retro-gaming and so on

みんなのゴルフ2

う〜ん、このゲーム・・・・・・。
売れた事は分かる、知ってる。
でも何だろ、こう、「レトロゲーム」として見てみると全くと言って良い程特徴がないアクもないし無味無臭なんだ。
レトロゲームってのはハードウェアスペックが低いからこそ、「ゲームデザイン上、どの部分を強調するのか」ハッキリしてた。何でも出来なかったから、だ。そしてそれがゲームの個性になってたわけだけど。
プレステは今から見ても比較的高スペック機だ。スーファミと段違いの性能だった。
そのため、ポリゴンも苦にせず処理できて、それまでやりたくても出来なかった表現が可能になっている。ただし、そのせいでアクが消えてしまったってのがなんともはや、だと思う。フツーだ、以上の評価が出し様がないんだ。


キャラデザもダサい。「ポリゴンであればいい」と言う当時の風潮で、何だろ、キャラデザのダサさも相まって物凄く安臭い。
今だからそう思うのか?いや、当時見てもダサいと思うわ。キャラ造形に魅力が全くない。




ウィンクされてもさっぱり可愛いとか思わない。
ホンマ、お座なりなキャラデザだ。

また、このキャラデザのせいで、全般的に遠近感がヘンだ。


(ほぼ)二頭身キャラ、大きめのピン表示のせいで、距離感がかなり掴みづらくなっている。

あと、正直言うと、「みんなのゴルフ」ってタイトルがなんともやる気のなさを感じる。こんな安易なタイトル、任天堂無双時代だったらありえないタイトル、だと思った。ここで消費者にアピールするんじゃないか。だから各ゲームメーカーはここでもっとアタマをひねるわけだが。
このゲームの場合、まるで、最初っからダイソー辺りで1,500円くらいでたたき売りするゲームの前提に聞こえる。聞こえるんだってば。

僕にとってはこのゴルフゲームは大して魅力的ではない。これをやるならGBAの「ゴルフしようよ」の方がより魅力的で楽しいゲームに思える。たとえアッチはテクスチャマッピングされてないとしても、だ。
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