2021/5/3
マリーナのサービスヤードに、木造艇が上架されていました。
N氏所有の〈彩雲〉は、1967年進水の当時は最新鋭のレース艇だったそうです。
半世紀をゆうに越える船齢の木造ヨットを維持するのはとっても大変だそうで。
N氏に会う時はいつも何処かを修理している時です。
深喫水のロングキールは、強風にめっぽう強そうです。
マストも木造。アルミと違って、チューニングもとても繊細さを要求されるそうです。
一昨日・昨日は、相模湾側では暴風雨でしたが、東京湾側のマリーナはどうだったでしょうか?
ジブファーラーに被害が出ている艇がありました。
よく見ると、元々から生地が劣化していて、これでは少しの風でも破れてしまうのかもしれませんね。
我らがPukalani号は、ジブファーラーは大丈夫でしたが、セールカバーが乱れていました。台風だったらこんなことじゃ済まなかったでしょう。いつだってちゃんと固縛しておかなければいけませんね。
コンパスカバーがコックピットに転がっていました。
どこかに飛んで行かなくて良かったです。
そうこうしているうちに、風がどんどん上がり、黄旗が赤旗になってしまい、出航はせず整備に取りかかることに。
共同オーナーのT島氏が、ドグハウスに手すりがないのが怖いというので、即席のハンドレールを取り付けることにしました。
まあ、たんにロープを張っただけです。
でも、デッキの移動時に、何か手がかりがあるだけで、安心感があるんじゃないかと思います。
GW中のマリーナ通いは今日で最後。
一回だけでも泊まりのクルージングをしたかったのですが、天候に負けました。
でも5月に入ったばかり、五月晴れの日々はまだまだ何度かチャンスはあるでしょう。