内倉真裕美の晴耕雨読

恵み野は「花の街」と言われています。HP「内倉真裕美のガーデニングダイアリー」もご覧下さい。

3.11ガーデンチャリティ「石巻から届いた写真」

2012年07月10日 05時54分53秒 | 3.11ガーデンチャリティー
被災地である、石巻ー瀬上邸から8月7日(土)撮影の写真が届きました。

今年の春、英国のブライアンさんからいただいた
メドウの種が、被災地である瀬上邸に蒔かれました。

今、その種が咲いたのです。
イギリスのブライアンさんから届いた「希望の種」が花盛りとは。
素晴らしいですね。

昨年3月11日に起こった地震と津波で命を奪われた多くの人々、
被災地では今でも仮設住宅に住まわれている方々が沢山いらっしゃいます。

少しずつ、復興が進んでいるかのように見えても、
現地に行くと瓦礫の山は積まれたままになっていて、
まだまだ復興とは程遠い状態です。

「私たちは忘れられたくないの・・・」と言った方被災者の方の言葉がズシンと残ります。

震災・津波直後は義捐金を送った人たちも、
自分の送った義捐金が何に使われたのか?政府の対応に疑問を持った1年でした。

「3.11ガーデンチャリティは皆さんから頂いた支援金を形にしよう」
を合言葉のように、使用目的を決め、使用場所を選び、支援活動を明確にしてきました。

その結果、被災地で花々は花開き、被災された人々の心を癒やしています。

「花は良い」花は心の栄養源です。
悲しいときや辛いときに、綺麗な花を見ると心が和み優しくなれます。

今回、石巻の瀬上邸で咲いた英国のブライアンさんから届いた花の種は、
ブライアンさんから被災者に向けての「希望の種」

私たちは「希望の種」を送り続けていきたいと思います。

■折も折、今、北海道は花盛り。オープンガーデンを見に多くの人々が動いています。
私も連日のように恵み野のお庭を歩いて回っています。

今まで、オープンガーデンは単なる庭を公開し、それを見るだけが日本のオープンガーデンでした。
今回の震災を機に「日本のオープンガーデン」も変わる時が来たと考えます。

イギリスでは80年以上も続いているオープンガーデンは、チャリティが目的でした。
「3.11ガーデンチャリティ」はイギリスでのオープンガーデンチャリティの精神に学びたいと思っています。

でも実のところ、その、チャリティ精神をオープンガーデンする人にも、
見学する人にもどのように伝え続けていけば良いのか模索中なのです。

被災地で花を咲かせたそのことを言い続けることしかありありません。

昨年、支援金は500万円を超えました。
今年のチャリティでは、どのくらいの支援金が集まるのでしょう。
これも少し心配です。

日本人は熱しやすく冷めやすい。
あの、壮絶なまでの震災や津波に対し支援をしなくては・・・という思いは、
少しづつ遠のいているように思います。

美しい花を見て回るとき、少しでもいいから、被災されている方々を思い。
被災地の方々にも花の風景を見せてあげたい、緑の復興を願いたい。

オープンガーデンがそんな活動になるように、やっぱり言い続けるしかないんだよね。




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