瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

ふと浮かぶ

2016-02-07 10:34:19 | 随想
焼き餅は遠火で焼けよ 焼く人の胸も焦がさず 味わいもよし なんでこんなこと思い出したんだろう。さっぱりわからんが、ま、誰かが必要としている言葉なのかもしれない。というわけで、書きとめておく。 蛇足だけど、焼き餅は嫉妬(やきもち)とかけてるのよ。あたしはこれを落語のマクラで知ったから文脈から何をかけてるかはわかるけど、これ単体だとわかりにくいのかなと思って、念のため。 . . . 本文を読む
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とりあえず、ひとつ

2016-02-07 09:26:06 | 随想
冬が来た きつぱりと冬が来た 八つ手の白い花も消え 公孫樹(いてふ)の木も箒(ほうき)になった きりきりともみ込むような冬が来た 人にいやがられる冬 草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た 冬よ 僕に来い、僕に来い、 僕は冬の力、冬は僕の餌食だ しみ透れ、つきぬけ 火事を出せ、雪で埋めろ 刃物のやうな冬が来た 上記は高村光太郎の詩。 あたしにはこんな力強さはない。「立春」の項目で書 . . . 本文を読む
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