瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

欲しいもの

2016-01-27 15:26:56 | 随想
安いものが売れるけれど、ま、こういう経済状況だからそうなんだけど、ってことは、みんな欲しいものを買っていないことになるね。欲しいからそれを買うのではなく、安いから買う。ってことは身の回りが欲しくもないもので埋まっていく。それはストレスじゃないの?

って、書いてるあたしも安いから買うことが多いんだけど、考えてみたら欲しいものを買ってないのよ。安いものを買ってるのよ。

てか、正確なことをいえば、誰しも良いものが欲しいのよね。値段の高い安いじゃないのよ。ま、高価だから欲しいってのもあるだろうけど、それはその物が欲しいのではなく高価な物を持つというステイタスが欲しいのよね。それに安い物が必ずしもダメってわけでもないし。

どうにもお金をモノサシにして決めるとろくなことにはならん気がする。モノサシは自分よね。自分の欲求だったり価値だったり。お金というモノサシは社会のモノサシで、そのモノサシであれこれ決めるってのは社会が主人公で自分は脇役ってことよね。生きてるのは自分で自分が主人公なんだから自分のモノサシで生きりゃいいのよ。好き好んで脇役にまわることないもの。
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