瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

人智を超えて

2019-01-13 12:33:41 | 随想
人ってぇのは目先のことに気を取られがちですな。目先のことを解決することが問題の解決だと思ってる。

けれど、そんなこっちゃ問題は解決しやしません。解決してないから、解決したように見えても形を変えて問題が発生するのです。いつまでもたっても問題に振り回される。右往左往するはめになる。
解決しなきゃいけないことは別にあるもんです。向き合う相手を間違えてる。

向き合うべきもの、見つめるべきものが分かったとき、問題は解決するまでもなく消滅します。真の問題の発見は同時に答えの発見でもあります。

見えているものが片方だけなら見ていることにはなりません。見えていないから間違える。解決しない。右往左往する。
見ることができるということは全体を見ることができるということです。問題も答えも、あらゆるものすべてを。

見ることができる存在。それは人智を超えてますけどね。だから人の世は問題だらけ。

人は人を超えられるのかしら。
超えられたら、その先に何を体験することになるんでしょうね。


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