自分らしく、なんぞくだらない。自分にこだわっているとろくなことにならない。自分らしくいようとするから生きにくくなる。
自分の底を抜いてしまうのが本当である。あるがまま、ありのまま。自分を突き抜けた向こう側に広がる世界はそのままで大丈夫な世界である。
ありのままの自分なんぞという言い方をしたりするが、誤解もいいところ。ありのままにたどり着けば、そこには自分なんぞいない。
論語にある。
七十にして心の欲する所に従って矩(のり)を踰(こ)えず。
ありのまま、あるがまま、とはこういうことをいうのである。何故「矩(のり)を踰(こ)え」ることがないのか。「心の欲する所」がすなわち「矩」だからである。自分なんぞというものがなくなり、世界がただあるだけ。強いて言えば、自分が世界なのである。
あるがままに到達すれば自由になれる。そのままでいて不自由がない。そのように振る舞うことが、すなわち答えになっている。
自分の底を抜いてしまうのが本当である。あるがまま、ありのまま。自分を突き抜けた向こう側に広がる世界はそのままで大丈夫な世界である。
ありのままの自分なんぞという言い方をしたりするが、誤解もいいところ。ありのままにたどり着けば、そこには自分なんぞいない。
論語にある。
七十にして心の欲する所に従って矩(のり)を踰(こ)えず。
ありのまま、あるがまま、とはこういうことをいうのである。何故「矩(のり)を踰(こ)え」ることがないのか。「心の欲する所」がすなわち「矩」だからである。自分なんぞというものがなくなり、世界がただあるだけ。強いて言えば、自分が世界なのである。
あるがままに到達すれば自由になれる。そのままでいて不自由がない。そのように振る舞うことが、すなわち答えになっている。