瓢簞舟の「ちょっと頭に浮かぶ」

こちらでは小説をhttps://kakuyomu.jp/works/16816700427846884378

知恵と知識

2018-12-08 03:51:11 | 随想
なんでもかんでも力業(ちからわざ)だなあって思いますねえ。ああすればこうなるって理屈だけってぇますかねえ。知識のみで世界を構築しようとしてるってぇますか。ま、こんな云いかたじゃ分かりにくいような気もしますが、分かりやすいモノ云いも出来ないンで(笑)

いつからか知恵を手放しちまったンじゃねぇですかねえ。

知恵と知識がどう違うか。
辞書になんて書いてあるか知りませんがね。じゃ調べろってぇ声も聞こえてきますが、面倒くさいもンで(笑)
あたくしの勝手な定義でいえば、ま、定義ってぇ大袈裟なもんでもありませんが、知恵は人智の及ばない何かを考慮しそれを活かそうとしてて、知識は動かし難い事実のみを拾い上げるってぇことです。

ま、この定義に異論もあるでしょうが、そんなことは置いてけぼりにして、このまま話は先へ進んじゃいます(笑)

確実だってことだけを集めて物事を成立させようとしているような気がします。なんだかよく分かんないけど、これで上手くいくっていう感覚は無視される。曖昧さを許さないってぇますかね。

曖昧でいいンじゃないですかねえ。あたしたちの知り得てる確実なんて、全体から見れば僅かなんですから。その僅かな確実だけを使って物事を進めても上手くいきませんよ。

理屈だけが正解ってぇわけじゃありません。なんとなくってぇなかにも正解はあります。
余白を大切にしたいもンですね。

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