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ハノン | 34番&35番

2024年10月16日 | 洋琴アルバム
ハノン34番に入りましたが、指と腕の角度に苦戦中です。
右手の1の指(親指)を押さえたままそれを越えて4の指(薬指)を1の指の前(奏者から見て 左側)にもってきてキーを押さえなければなりません。親指が長い人には有利ですが、私には大変窮屈で肘を張らないと指が届きません。しかし、先生は「肘を曲げない、腕は鍵盤と正対」と仰る。もう苦行以外の何ものでもありません。ハノンやめようか、と各小節毎に思います。

そう思いながら、急に不安になって次の35番を見てみました。なんと、さらに難しくなっていて、5の指(小指)と1の指で交互に弾かなければならないではありませんか。最も遠いところにある指同士を交差させなければならないのです。
不安的中!もはや指が届かない。34番の比ではありません。おじいさん、びっくりだあ…!ハノン、繰上げ卒業決定!(戦時中か)


左:34番 左手1-4の指使い 右:35番 左手1-5の指使い どちらも1指はほぼ横倒しです。

現実にはこんな指使いを要求する曲は多くはないでしょうし、そんな曲を弾けるレベルまではどう考えても到達できません。やらなくてもいいと思いました。
でも、考えてみれば無駄なことほど役に立つものはないかも知れません、と考えるのは私の不思議な心の動きかも(笑)。直接、必要としなくても、この訓練をすることによって脳が活性化されるかも知れません。そして、それはピアノ演奏に控えめですが役に立つと考えられます。遠回りですがやってみる価値のある練習と思えます。これはボケ防止という、ピアノを始めた目標にも適うものでもあるわけです。
経験がないし、検証することも不可能なことなのですが、頭の体操かゲームと考えてやってみようと思います。



全訳ハノン教本 第34番 HANON ETUDE No.34

HANON ゆっくりハノン:60の練習曲より No,35-36

(更新履歴)
2024/10/19 画像2点及びそのキャプションを追加しました。


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