WHO: World No Tobacco Day 2011 PSA

WHO: World No Tobacco Day 2011 PSA


５月３１日から、世界禁煙週間。

２０１１年のスローガンは、「たばこの規制に関する世界保健機関枠組み条約（WHO Framework Convention on Tobacco Control:ＦＣＴＣ）を知ろう」


ＦＣＴＣは公衆衛生分野で初めての世界条約。
世界では、タバコが原因（喫煙および受動喫煙）で人々の命が６秒間にひとりのスピードで失われていっている。
地球規模でタバコ対策を行って、タバコによって亡くなる人を減らそうというのが、本条約の目的。

２０１１年５月時点で、１７３ヶ国が署名している。
日本は２００４年３月９日に国連で署名（９６ヶ国め）、２００４年５月１９日に国会で承認され、２００５年２月２７日から効力が発生している。

条約の主な内容には、以下のようなことが含まれている。

①公共の場の禁煙化
②たばこ製品について：マイルドやライトといった表示の規制、絵や写真を用いたわかりやすい警告表示の義務化
③たばこに関する正しい情報提供、教育、啓発
④たばこ広告の禁止・規制
④たばこ税引き上げによる消費の削減化
⑤未成年者の保護：自動販売機の禁止
⑥たばこ労働者の転職促進

締結国は、国をあげて、この枠組みに沿ったタバコ対策をしていかなければならない。