先日、4年ぶりに対面で、故郷の小学校、F小とM小で喫煙防止+がん予防教室を行った。
午前中に伺ったのは、初恋のK君が転校していったF小。
昨年から同級生のN君が校長をやっている。
養護教諭のH先生とも長年のお付き合いがあり、初めてお会いしたのはだいぶ前。
異動先の学校でも授業を依頼してくださって、ご縁がずっと繋がっている。
今年もハイブリッドでの授業をお願いしたが、ぜひ対面でということで、学校へ出向いた。
久しぶりに授業をするので、ちょっと不安はあったけれど、2時限分、たっぷりと時間をとっていただいていたので、50分くらい喋って、そのあと、子供たちから質問を受けた。
2校とも6年生。
どちらの学校でも最後に「最初にタバコを使い始めたのは?」という質問が出たので、メキシコのパレンケ遺跡の喫煙者のレリーフを見せながら、このお宝をくださった患者 I さんのことも子供たちに話してあげられた。
(エピソードの詳しい内容はこちらに書いている)
リモート授業の際にも、画面越しにこのレリーフを見せることはあったけれど、肺癌と闘った末に逝ってしまった空手の師範と、はるか遠くメキシコに残された多くの弟子たち、そして医師として彼らと関わった私とのエピソードまでを子供達に話したことはなかった。
「対面」という空気が自然とそうさせたのかもしれないなあ・・・と思った。
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