女性たちよ！

あたりまえだけど、普段は一日中病院にいる。
ランチも外に出て食べることはない。
だけど昨日は、午前と午後、それぞれ違う小学校にタバコの授業に出かけたため、昼食はファミレスに入った。

広い幹線道路沿いにあるガスト。
周辺にはたいして他に店もなく、閑散とした雰囲気であったが、店内は意外や混んでいた。
入口には先客あり。
赤ちゃん連れの二人の若い女性だ。
時間にそれほど余裕があるわけではなかったので、待たされるのでは困るなと思ったら、先に案内してもらえた。

んっ？？？

ひょっとして彼女たちは喫煙席が空くのを待っているのか！？
まじかよ(怒)
赤ちゃんを毒ガス室に連れ込もうっての！？


店内は女性たちばかり。平日のレストランって、大抵そうなんだよね。

これが都心なら、いかにも有閑マダムって感じの方々が多いけれど、ファミレスくらいしかない片田舎はちょっと違う。


女子高生たちのグループが二組。
最近の高校生はファミレスでお昼を食べるんか？
あとで小学校の先生に聞いたら、「期末試験中なんでしょう」ということであったが、彼女たちにそんな雰囲気は微塵も見られなかった。
靴を脱ぎ、ソファーにアグラをかいて携帯をいじりながらケーキやフライドポテトをつついている。
彼女たちは近い将来、どんな仕事につくのだろうか？


子供連れの若いお母さんグループも目立つ。
一生懸命外で稼いでいる彼女たちのダンナは、お昼に何を食べているんだろうか？
妻たちが昼間こんなふうに子連れで外食しながら友人とだべっているのを、知っているのだろうか？
職業婦人（オイオイ、すごい言い方だね！）としては、なんだかちょっと理解しがたい状況。

まぁ、彼女たちが禁煙席に座っているということは大きな救いではある。


３歳くらいの男の子を連れた親子（母娘）が気になった。

男の子が靴を履いたままソファーによじ登っても、母親もおばあちゃんも何も言わずにニコニコしていて注意をしない。
びっくりしたのは、その子にアイスコーヒーを飲ませていることだった。
今の若い親たちが子供の躾をきちんとできないのには、そのまた親にも責任があるのかもしれない。


平日昼時のファミレスで、ちょっと暗い気持ちになった。