かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

グーラッシュの作り方

2025年02月27日 | ドイツ生活
オーストリアの義実家に来ている。

ゲッティンゲンからチェコを経由して車で7時間ほど。
Eが仕事から帰宅した時間と私が仏語教室を終えた時間がほぼ同じ。
サンドイッチの昼ご飯を食べて出かけた。

パパとママが食事を用意して待ってくれているので、チェコとの国境近くのドイツの都市ドレスデンのパーキングエリアで一度給油とトイレ休憩をとっただけで直行。

オーストリアに入国したあたりから霧がすごくなって、予定より少し遅い時間に到着した。

ママが用意してくれたインゲン豆の煮込みとソーセージで遅い夕食。

オーストリアの人たちの食習慣は、夕食は軽いもの、コールドフードですませる。

手作りした温かいものは昼に食べるようである。

オーストリア風カレーというか、グーラッシュみたいな煮込み料理の基本的な作り方を見せてもらった。

1、みじん切りした玉ねぎをバターとラードで炒める

2、そこに水を加えて、ビネガーとパプリカパウダー、クミンとを入れる
パプリカを使うのは、ハンガリーの影響らしい。

3、肉とクミンを投入



4、煮込み終わったら、塩で味つけ

スパイシーさに欠けるが、それがオーストリア風なのだとか。

5、肉を一旦取り出し、小麦粉を水で溶いたものを加えてとろみをつけ、肉を戻して出来上がり


ざっとこんな感じだったと思う。

ごくわずかに残っている脂肪部分、スジや薄皮を、丁寧に取り除いているところ。



「Structure(歯触りとか食感という意味で使っていると思われる)が気になるからね」とE。

調味料の分量などを聞いても、「適当だから」とおおざっぱなのに、こういう細かいところにこだわるのが、いまいち理解しがたい。


今回は、小麦粉に塩少々を入れたものを水でこねて、お湯の沸いた鍋に流し入れて作ったダンプリングと一緒に食べた。
すいとんと同じだね。




#オーストリア風チキングーラッシュ、ダンプリング添え
#Paprika Hendl mit Nockerl

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