かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

妖しいタイ料理店

2010年12月08日 | 好きなもの
町外れにあるタイ料理店に入るのには、かなりの勇気がいる。
なぜなら、店構えがとにかく妖しいからだ。

たいていは、場末のバーみたいなどぎつい色の看板を掲げている。
外から店の中をうかがうことができないようにもなっている。

何年か前に、近くの河原に在日タイ人の頭部が転がっていたとかなんとかいう事件がおこって、実はこの辺りにはディープなタイ人社会が存在するなどという噂を聞いたりしたことがあって、よけいに妖しさを増して見えてしまうのだった。


同僚のU先生が、美味しいタイ料理屋を見つけたというので、N先生も誘って女3人で夕飯を食べにその店に行った。
とても、オンナ一人では入れそうもない立派な妖しさに満ちた店構え。

今ではネットで簡単に検索できるし、前もってクチコミ情報も得られるから、小さな路地を入った所にあるこんな店も発掘できるようになった。

店に入ったら、もう「ホンマモン」であることは雰囲気で確信した。
食べてみれば、料理も文句なしに美味い。

一人で食事をしていった男性客がいた。
ホンマモンのタイ料理店でお一人様夕食するなんざ、にいちゃんシブいね!と声をかけたかった。
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