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今年も久留米絣の帯のクラフト作品展に参加。
オリジナル半幅帯を4本仕立てて、展示した。
帯については、重いとか、固いとかいうイメージを持っている人が多い。
実際、昔の帯は、お相撲さんの化粧まわしくらい(実物をまぢかで拝見したことも、触ったこともないが・・・)の重量があった。
私も例外ではなく、初めて自分で仕立てた帯を締めた時は、その軽さに感動した。
軽量化された最も大きな理由は、帯芯にあると思う。
現在は、三河芯という木綿生地を使うのが一般的。
厚さ(柔らかさ)も何種類かあり、帯地の厚さや、仕立てあがった時の好みの柔らかさを考慮して選ぶ。
特に半幅帯は、可愛らしい変わり結びをしやすいように、薄くて柔らかい芯を使う。
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今回トルソーに着せた有松絞の浴衣は、何年か前にネットで購入したリサイクル品。
あわせたピンク色の帯は自分用。
「帯に派手なし」という言葉があるそうで、年齢に関係なく、帯は派手がよろしいと、着付けの先生に教わった。
あとの3本は友人たちからの依頼で仕立てたもの。
展示を見に来てくれた人たちには、真ん中のリバーシブルの評判が良かった。
主催者であるオカモト商店https://okamotoshoten.co.jp/の社長の奥様が桜が好きで、その奥様を偲んだデザインで、「思い出桜」と名付けられているそうである。
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