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今年の大型連休は、チェロの公開マスタークラスを受講した。
チェロを弾き始めたのが2005年。
その3年後くらいに行ったマイスキーのリサイタルで、アンコール曲としてラフマニノフのソナタの第3楽章を聴いて以来、自身の課題曲として取り組んできた曲でレッスンを受けた。
これまで、発表会で2回弾いたので、今回のマスタークラスが3回目となる。
コロナ禍以降、それまで通っていたレッスンをお休みしていた。
自分で弾き続けてはいたけれど、全く知らないプロチェリストのレッスンを受けるのは少々勇気がいった。
けれど、連休の前半3日間にみっちりとレッスンを受け、連休後半の中日にコンサートという、とても都合が良くて、魅力的なスケジュール。
このイベントはGCP仲間に教えてもらったということで、縁も感じたし、久しぶりに(高級)ホテルに宿泊して、ゆっくり過ごしてみたいという、全然違う側面でも、気持ちが動かされた。
3月中に申し込み、ホテルも予約。
奮発したら、レッスン代よりもホテル代のほうが高くなってしまったが、自宅から車で行けて、ホテルには当然駐車場があり、レッスン会場には徒歩で行けるという、これ以上ない好条件。
広い部屋だったので、バッチリ個人練習もできたのは大きい。
一応、ガッチリ弱音器をつけて弾いたけれど、レジャーランドに近い観光地のホテルでは、昼間はおそらく誰も部屋に居ないから、気兼ねは無用である。
コロナ禍の影響なのか、ホテルのサービスは、清掃からチェックアウトまで、スマートビジネスホテル並みに省略されていたのにはビックリした。
従業員とお客双方の感染防御ということだろうが、おそらくかなりの人員削減を強いられた結果なのではないかという気もした。
素泊まりプランで、気が向けば朝食はゆっくりとルームサービスで、と思っていたのに、ルームサービス自体が無かったのは驚きで、ガッカリだった。
今はみな、食料はコンビニ等で買い込んで泊まるというのが当たり前のスタイルになっているようで、その証拠にホテルに隣接しているコンビニは、レジャーランドに遊びに来ていると思われる若者たちでものすごく混雑していて、今回最も「密」を感じた場所だった。
演奏会前日に宿泊した別のホテルでは、これまで通りの期待していたサービスを受けられたので、嬉しかった。
サービスというのは、人から受けるものであることを再認識した。
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