かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

家族葬

2024年11月21日 | 今日こんなことが
叔母が亡くなった。

父方5人きょうだいの末っ子だった叔母。
きょうだいのなかで一番朗らかな人だった。

ピアノやゴルフが趣味で、叔父が元気だった頃は大型客船で世界旅行したり、とにかく元気なイメージの人だった。

冠婚葬祭の時にしか会ったことがなかったけれど、叔父たちが亡くなった近年は、たまにLINEで健康相談にのってあげたり、親戚筋の噂話をしたりするようになった。

訃報を知らされたのは、亡くなって2週間もすぎてから。

家族葬を済ませ、香典もいらないという従妹からの伝言。
何より本人が、自分が亡くなった時は誰にも知らせなくていいよと言っていたそう。

考えてみたら、5人きょうだいで残っているのは彼女の兄である父だけになってしまった。
その父も今は高齢者施設住まいであるうえ、このところ認知機能が低下気味で、身体的にも精神的にも落ち着かない状況でもあるから、あえて知らせないことにしようと、弟と相談した。

親戚一同が集って大きく行う冠婚葬祭というのは、コロナ禍以降、あまり行われず、「家族葬」というのが一般的になり、ライフスタイルが変化しているようである。

そのほかにも最近は、時代の大きな変換期の真っただ中にいると実感することが色々とある。
   

そういえば、しばらく見ていなかったけれど、ちょっと心がざわついているので、信頼している占いサイトをのぞいたら、こんなことが書いてあった。

今起きていることすべての意味を柔軟な姿勢で受け止めることが肝心です。
ただ、一つだけ確かなことがあります。
それは、今構築中の人間関係が非常に重要だということです。
その絆を大切に育むことを優先すれば、それは時の試練にも耐えうる関係となるでしょう。

ありがたいお言葉。







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