かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

授業のあと

2010年10月23日 | Angels' message
タバコの授業が終わって、子どもたちのいる教室からすぐに校長室などへ引き揚げてしまうのは、なんともつまらない。

授業は集会室などのような部屋でやることが多いので、子どもたちも授業が終わると担任の先生の号令ですぐに自分たちの教室に戻ってしまうことも。

けれどたまに、昨日のように、授業が終わった後、動かした机を元に戻すなどの片付けを子どもたちがすることがある。
そんなとき、私もしばらく教室にいると、何人かがまとわりついてきて、色々と感想や質問を投げかけてきてくれて、子供たちの反応が確かめられるから面白い。


「いやぁ~今日はいい話を聞かせてもらいました。ありがとうございました!」

こう書くと、まるで校長先生かのようなセリフだが、実は5年生の男の子(笑)。

「うちのお父さんに毎日毎日やめろっていってるんですけど、ダメなんですよ。困ったもんだ」

「センセイ、どのくらい吸ったらがんになるんですか?」

「ボクはね、タバコの煙に慣れさせられちゃったけど、自分じゃぜったい吸わないんだ!」


廊下まで見送ってくれた子供たち。
アタシはまた元気を取り戻しました。
さんきゅう。
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