父が入院していたため、2週間ずれたが、両親ともに同じ介護施設へ入所することになり、準備のために再び実家へ。
持っていく着替えなどを父の意向を聞きながら準備し、ついでにタンスの整理と片づけを行った。
父の洋服ダンスは、スーツやジャケットなどは整理されており、母に比べれば数も格段に少ないから、片付けやすい。
それでも古びた靴下やTシャツなど、かなりのものをゴミ袋へ。
憂い事が頭に浮かぶと思考が停止し、呆然と立ちすくんで手が止まりがちになるのを、なんとか励ましながら、荷造りした。
「スッキリさせるには、捨てるってことが大事なんだな・・・」
父よ、母よ、そのとおりでございます。
母の衣裳部屋は、まだまだたくさんのゴミであふれている。
クローゼットやタンス、洋服掛けからあふれて床に放置されている衣服は、どんなに高級だろうが、ゴミである。
母ばかりか、その有様を目にして父の心も傷ついてしまっていたことを知った。
そう考えると、大量の服が憎憎しく思えてきて、容赦なくゴミ袋へ入れられる。
そうしてできたゴミ袋の山の最終的処分係は弟。
感謝である。
自分の車で施設に行けないことを、間際まであきらめきれない父と口論になって、私も疲れていたせいで、ついにはブチきれてしまったけれど、弟夫婦と私とで、どうにか父を送り届けた。
コロナ禍で面会は禁止状態であるけれど、入所当日の手続きもあるということで、施設の職員の方々とお話もできた。
介護はプロに任せるのが良い・・・そう実感した。
両親が入所した施設は弟夫婦と姪っ子が住む家の近くだったので、帰りがけに姪っ子に会ってきた。
赤ちゃんだった姪っ子の一人娘とも4年ぶりに再会。
お願いしたら、私のために素敵な絵を描いてくれた。
題をつけるなら、「2台のピアノとチェロのための愛の協奏曲」といったところか。
ハートやお花がいっぱい。
虹色オーラも描かれていて、見ていると幸せな気分になる。
ミラーイメージの文字も面白い。
チェロの描写が細かいことにビックリだし、彼女が弾いているのは水玉模様のピアノで、バラ柄のピアノのほうは白鍵盤がピンクだ。
草間弥生を彷彿とさせる(笑)
可愛い4歳児のおかげで、気持ちが少し明るくなった。
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