かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

着付け教室

2010年12月21日 | 今日こんなことが
着つけを習いたいと思っていた。

ヴェネツィアのフェニーチェ劇場に、一重の着物で出かける勇気はあったものの、日本国内で恥ずかしくない着こなしをするには、ちゃんと習う必要があると思っていた。

たまに着物姿の若い女性を見ることがあるけれど、なぜか素敵だなあと思ったことがない。
目を奪われるのは、たいてい中年以上のマダムと決まっている。
着慣れているせいなのか、それとも安物ではない着物を着ているせいなのか?

まあ、いずれにしても、ワタシもそれなりの年齢になったことだし、今のうちに着られるようになっておけば、母の着物を譲ってもらいやすいし・・・などという思惑もなきにしもあらずということで、念願の着付け教室へ!

着物を売りつけられるようなお教室では嫌だなあと思っていたのだけれど、3回コース2千円という手軽さで、しかも職場に出張してくださる着付けの先生を紹介してもらった。
声をかけた4人の同僚と一緒に仕事が終わったあと、会議室で一回めの着付け教室。

今回は基礎編。
体の補正のしかたと、長襦袢と着物を着るまで。
やっぱり、おはしょりの部分のしわの整え方が難しい。
だけど、着物はウェストのくびれがないほうが綺麗に着られるっていうのが嬉しいよねえ。

着物を着たり脱いだりする所作も、綺麗に見えるように・・・といわれたのは、目からウロコ。

「そいういう着方をすると、見ている旦那さんが惚れます」

旦那には、わざわざ着るところから見せるわけかあ
あ~ん、だけど、そもそも見せる相手いないんですけど~


さて、いざ着られるようになったら、着物や帯が欲しくなるよなあ。
フェニーチェのときは、根付や帯止めのコレクション本、買って眺めて喜んでたし。
今の住処では着物をちゃんと収納するスペースもないから、引越しもしたくなっちゃうかもねえ(笑)


ところで、来週、院内忘年会が予定されていて、病棟別出し物に参加させられることになった。
ゲゲゲの鬼太郎出演キャラに扮して、みんなで歌って踊るんですと

着付けを習い始めたという噂をどこで聞いたのか、私に与えられた役柄は、なんと砂かけババア。

母がおばあちゃんに縫ってもらって父とのデートに着て行ったという絣の着物を実家からもらってきたのだけれど、砂かけババアの衣装にしたら、父も母も天国のばあちゃんも、きっと怒るよねえ・・・
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