![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/32/aa002e3baef52cc61855756b6e3ffed0.jpg)
パソコン内に格納されている写真を整理していたら、こんな一枚を見つけた。
誰が撮ってくれたのだっけ?
正確には覚えていない。
オケの練習帰りだと思う。
チェロパートが女子ばっかりの年があって、その時は色々とすごく楽しかった。
おそらく、その頃のものじゃないかと思う。
東京下町の商店街だろうか?
背景の街のネオンがきれい。
構図も良い。
セブンイレブンのかんたんプリントで、葉書に印刷してみたら、画像に荒さが加わって、演歌が似合いそうな雰囲気になった。
このときはまだ股関節の手術をする前だった。
だから、チェロを担いで歩くと、ケースが左右に大きく揺れた。
後ろから見ると、私のからだはケースにほぼ隠れるので、チェロが揺れながらひとりで歩いているように見える。
写真のなかでケースが傾いているのは、そういうことである。
ケースに書かれたサインは、イタリア人チェリストのもの。
Un Bacioというのは、英訳するとA kiss。
君にキスを贈るよ、という意味だそうである。
書いてもらった時に本人に聞いた。
いかにもイタリア男らしい、キザなサインである(笑)
先日、別のスナップショットで、このチェロケースに書かれた愛の言葉を目ざとく見つけた人がいた。
最近急速に友情を深めているオーストリア人のE。
「僕は恋人でもない人に、そんなこと軽卒に言ったりしない!」
と、しきりに言っていた。
冗談なんだか本気なんだか···
その時はまだよくわからなかったんである。
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