世界のあちこちで山火事がおこり、空がオレンジ色に染まっている。
オレンジは炎の色と(浅はかにも)直感してしまったのは、その場にいないからだ。
現実には、生活しているあらゆるところに、いぶされた臭いがたちこめ、息苦しく、視界をさえぎっている。
世界がオレンジ色に染まっているのは、太陽の光がスモークに遮られているためなのだ。
気象衛星の画像を見て、早朝から晴れることが予想された締め切り数時間前の日曜日の朝。
はたしてそのとおりとなったので、ベランダで「Covid cello project #11:
Mr.Blue Sky」のビデオ撮りをした。
ロケ場所は散歩する公園にしようかなとも考えたが、楽器やら椅子やら譜面台やらカメラ三脚やら、大荷物を抱えていくのは躊躇されたし、やはり、自分を癒すのを手伝ってくれた我が家のベランダがベストだと思い、朝からあれやこれやとセッティング。
青い空が青く映り、かつ自分がまっくろな影にならないようにするのは、案外至難の業だった。
暑さに辟易しながら、どうにか撮り終えて一息いれたときには、一面厚い雲に覆われていた。
ああ、なんてラッキーだったんでしょう!
気分も晴れ晴れ。
1日も早くオレンジスカイがブルースカイになりますように・・・
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