パソコンは詳しいほうではない。
使い始めた頃は、まだオタクのためのおもちゃという領域にあったから、専門用語や、よくわからない記号を打ち込まないといけなかったりとかした。
だいぶ使いやすくなったのは、自分の能力が向上したというよりも、技術革新によるところが大きいのだと思う。
Z世代といわれる人たちとは格段に差があるのだろうけれど、どうにか時代の進歩から落ちこぼれないようにしがみついている感じ。
最近、ミューズスコアというPCソフトを使いはじめた。
自分で作曲・編曲をして、それを手書きでなく、パソコンでスコア楽譜を仕上げる。
最初は手書きしたほうがよっぽど速かったが、何度か使ううちに、だいぶ慣れてきた。
このソフトならば、おそらく書かれた楽譜を簡単に変調して、たとえばクラリネット用の楽譜に書き換えたりできるはずである。
そもそも、それがやりたくて使い始めた。
先日はハッピーバースデーの曲をチェロ4重奏用に編曲し、一緒に演奏する予定の人たちと、オンラインで楽譜を共有する方法も取得した。
指揮者などは、スコアを見ただけで頭の中に音楽が鳴るのだろうけれど、その才能がなくても、このソフトで楽譜を書くと、自動演奏してくれる。
4重奏はリモート合奏の予定なので、それぞれがメトロノームをイヤホンで聞きながら演奏して動画を撮り、それらを合奏アプリで編集する。
合奏アプリはiPhoneのほうが動作性がいいので、他の人の分担。
パソコン上のメトロノームの音が聞こえない!と相談があり、チャットであれこれ聞いて原因を探ったところ、おそらくパソコンのスピーカーの音量の問題ではないかと思われた。
が、「パソコンのスピーカー??チンプンカンプン!!私は駄目だから、ほかの人に弾いてもらってーTT」とパニック気味。
「だいじょうぶ、時間はまだたっぷりあるから」と励ましつつ、音量の変更のしかたを伝えるために写真を送ったところ。
アナログ世代は苦労の連続。
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