仏語会話教室で面白いことを聞いた。
J'aime bien, Paul.
という文章があり、この場合のbienにはどういう意味があるのか質問した。
ただの「好き」よりも強い意味を加えている印象を受ける。
けれど実際には、bienを付け加えることで、好き度はむしろ落ちるという。
これにはクラスメート一同が驚愕。
「aimer(好きという意味の動詞)は最も純粋で美しい白色のようなものなので、そこに他の色(副詞)を加えてしまうと、濁ってしまう・・・そういうイメージです」
「誰よりも愛しているということを告げたいなら、何もつけずにただ「Je t’aime.」と言ったほうがいいです。bienを付けると、友達として好きってことになっちゃいます」
フランス人に愛を語らせると、面白い。
「彼女のことを愛人と訳してしまう失敗は、フランス人にはよくあります」
「昔、南山大学に通っている彼女がいましたけど、遠距離だったので別れてしまいました。就職面談のときに、どうして彼女と別れたのかって聞かれて、『なんざんだったので』と答えていましたが、『難産』と勘違いされていたことを知ったのは、何年もあとでしたw」
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