かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

純粋が一番

2024年09月19日 | 今日こんなことが
仏語会話教室で面白いことを聞いた。

J'aime bien, Paul.
という文章があり、この場合のbienにはどういう意味があるのか質問した。

ただの「好き」よりも強い意味を加えている印象を受ける。

けれど実際には、bienを付け加えることで、好き度はむしろ落ちるという。
これにはクラスメート一同が驚愕。

「aimer(好きという意味の動詞)は最も純粋で美しい白色のようなものなので、そこに他の色(副詞)を加えてしまうと、濁ってしまう・・・そういうイメージです」

「誰よりも愛しているということを告げたいなら、何もつけずにただ「Je t’aime.」と言ったほうがいいです。bienを付けると、友達として好きってことになっちゃいます」

フランス人に愛を語らせると、面白い。

「彼女のことを愛人と訳してしまう失敗は、フランス人にはよくあります」

「昔、南山大学に通っている彼女がいましたけど、遠距離だったので別れてしまいました。就職面談のときに、どうして彼女と別れたのかって聞かれて、『なんざんだったので』と答えていましたが、『難産』と勘違いされていたことを知ったのは、何年もあとでしたw」



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大雨警報 | トップ | 手加減、いい加減、自分加減 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

今日こんなことが」カテゴリの最新記事