7/5(火)
日本大学の動物病院で担当Y医師の問診を終え
次に放射線科のN医師との問診で診察室に呼ばれました。
Y先生は中年の方でした。妙に若い先生でなくて内心ホットする私たちです(笑)
私たちが先ほどY先生に
鼻腔内腫瘍の治療は 放射線と手術との組み合わせが可能なのでしょうか?
と質問をしましたのでその回答をしてくれました。
Q&A方式で書きますね。
医師: 「鼻の中にこのような白い物があるので移行上皮癌と言われるガンだろうと思われますが
現在の獣医学では鼻の中は手術単独ではうまくいかないことが分かってますので
放射線治療が第一選択になります。
鼻の中を手術しただけですと腫瘍が取れてもすぐ再発してしまいますので
外科手術単独ではあまり意味がなくて放射線治療と組み合わせるということが必要です。
一番強力な治療は外科手術をしてそのあとに放射線治療です。」
質問: 「放射線の後の手術という方法はありえないんですか?」
医師: 「放射線をしたうえで腫瘍を出来るだけ小さくしたうえでするというのもひとつです。
鼻の手術は上部分を開けて↓指でさしている部分です(参照画像)
中の塊を掻きだしてくるという風な結構荒っぽい手術で出血量が結構多くなります。
最初に放射線を当てておいて
腫瘍を小さくしたうえで手術をしたほうがその手術時の出血は少なめになります。」
つまり放射線だけよりも 放射線と手術を一緒にやったほうがより効果的なようです。
ただジャッキーは
ここ数日元気が無くなってきていて
食事は食欲が落ちているんですが かろうじて食べているものの
夜なかなか寝付けずに、バタンと寝ても5秒くらいで直ぐ立ち上がって
居心地悪そうにソワソワしています。
おそらく痛みに耐えているのかなって感じです。
日中もほとんど元気がなく、本来吠えるタイミング
たとえばピンポンがなったと時など 本来名はワンワンと吠えるタイミングなのに今は吠えません。
そういう元気がこの一週間無くなってきて この数日は心配なくらいになっていました。
ここ数日にいたっては自力で立ち上がるのもつらそうで
そわそわと落ち着かず おそらくどこか痛いのでしょう、
そんな状態で放射線治療と手術をジャッキーは乗り切ることができるのでしょうか。
そもそも元気のなさは鼻の腫瘍からなのでしょうか?
それとも鼻の腫瘍が脳に転移したからなのでしょうか?
それとも4年前に発症した脳炎原因なのでしょうか?他の病気があるんでしょうか?
何なのでしょうか?
私たちの疑問はまだ解けていませんでした。
続く