お2階のコーギー

コーギーのアンディーのお出かけや普段の様子について書いています。

⑭日本大学動物病院への初診

2016年07月13日 18時44分08秒 | 鼻腔内腫瘍

7/8の記事とダブりますが書きます!(笑)

 

2016年7/8(火)大学の動物病院の予約の時間は15時でした。

神奈川県藤沢市にある日本大学生物資源科学部 の敷地の中一角に動物病院があります。

そちらで初診察です。

ジャッキーはもしかしたら 放射線治療をするかもしれないので

その場合麻酔をするから当日は絶食絶飲でした。

でも 私たちは朝ごはんもお昼ご飯も食べました

 

でも今思えば 治療12時間前まで食べて良かったみたいなので

朝早くに少し食べさせても良かったのかもしれません。

 

予約の1時間以上前には病院に到着したので

今後は私一人でジャッキーを病院に連れてこなければならないので

練習のために大学付近を車でグルグル回って確認しました。

 

予約の30分くらい前に駐車場に停めました

道路を挟んで両脇にパーキングがありましたが

右側の守衛さんがいないパーキングが動物病院の無料パーキングです。

 

駐車場と病院は隣接しています。楽ちんです

病院内ではカートにジャッキーを載せていきます。今後もです

 

さて受付をすませて 目の前の待合室を勧められましたが

この時間(15時)だからでしょうか 患者さんの飼い主さんは数組しかいませんでした。

待合室はとてもひっそりしています。緊張でドキドキします

大学の先生って怖いんだろうか、言われるままの治療をして費用がかさむんだろうか、

大学だからジャッキーの治療は学生さん任せになるんだろうか?

また、こんな時間から受診して

今日中に放射線治療をしてもらえるんだろうか?

大学病院は土日祝日はお休みだか

診療時間もは17時とかパシンって終わっちゃうんじゃないの?

と不安がグルグル頭の中を回っていました。ジャッキーも不安げです(笑)

↑ 因みに写真後ろに見える自販機はカップタイプの飲み物ですが60円と安いです。

ついでに因みにその横にお水、お茶、清涼飲料水風の3種類 の無料自販機?があります。

私は緊張で喉がカラカラになったので

(60円をけちって)無料のお水をこそこそと飲んでみました。

ジャッキーは朝から何も食べてないし飲んでないのに・・・ゴメン!すっごく緊張しちゃってたから。。

 

17時ちょっと過ぎに 診察室からジャッキーの名前が呼ばれました。

みると担当となるY先生はとても若い方でした。

こんなに若くて大丈夫あるか~?

でも自己紹介の時に、「上に放射線科のN先生が付きますので合わせてよろしくお願いします。

後程 N生から放射線の説明があります。」とのこと。

なるほどね~。そういう感じなのね~と(笑) 

そういえば隣に学生さんがお一人ついています。あ~、お勉強なのね~

そういうしくみが大学病院なのね~と変なところに関心する私。

 

でジャッキーの病歴を話しました。

1年前ほどからびっこが始まり、

今年5/30 鼻血が出て

6/21 キャミックでCTを撮ったら

6/27 鼻腔内に腫瘍が発見されました。

この日よりプレビコックス(非ステロイド)を服用開始するも

日に日にジャッキーの体調は悪くなっていきました。

この期間 鼻血、鼻水の症状は出ませんでしたが
 
そわそわして寝付けなかったり、自力で立ち上がれない日があったり
 
脚を引きずって歩くようになってきました。
 
 
などと説明しました。
 
Y先生はうんうんとうなずきながら優しく聞いてくれて
 
問診を丁寧に根気よく進めてくれました。
 
 
そして前から気になっている質問をしてみました。
 
鼻の手術をしてから放射線治療をしたり
 
あるいは放射線治療をしてから鼻の手術をしたほうが
 
根治の確立が高くなるのではないかと。
 
 
すると放射線については上の先生、N先生から説明があります、とのことで
 
その間 脚の様子も調べながら ジャッキーの身体検査をしたいので
 
待合室でお待ち下さいと言われ待つことになりました。
 
 
↓ 運ばれていくジャッキーのイメージです 
 
この日は本当は診察室の奥にジャッキーは連れていかれたのですが
 
他の日にこのように待合室前の廊下を連れていかれたので
 
事実とは若干違いますがアップします(笑)
 
因みにお二人とも学生さんぽかったです。
 
 
ジャッキーが連れ去られた後 すぐにY先生に呼ばれて 長い話し合いが始まりました。
 
 
続く
 
 
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②鼻腔内腫瘍・脳炎の診断~治療方法の迷い

2016年07月11日 00時04分28秒 | 鼻腔内腫瘍
症歴経過:
1年まえよりびっこ
5/30 鼻血
6/21 キャミックでCT
6/27 鼻腔内に腫瘍 この日よりプレビコックス(非ステロイド)を服用開始
  その後、日に日にジャッキーの体調は悪くなりました。
  この期間 鼻血、鼻水の症状は出ませんでしたが
  そわそわして寝付けなかったり、自力で立ち上がれない日があったり
  脚を引きずって歩くようになってきました。
 
 
さて昨日の大学病院での事ですが 
問診では2時間半も費やしました。
 
治療の方針を決めるまでは
夫も私も最後の最後まで出来る事であれば
より一般的な治療の方法である患部の切除を行ってから
放射線の治療へと進みたかったのですが
ここ数日、ジャッキーは日に日に元気がなく、
もうこの後どれだけ手術をやって
放射線治療をどこまで体力が続くか自信がなかったし
下手をすると放射線治療が最後までもたないかもしれないと思ったので
とりあえず放射線治療ということで
道を選択をして 同日に第一回目の放射線治療を決断しました。
 
担当医師が火曜日と木曜の出勤のようで
週2回 計13回の治療計画をたてました。
 
そしてこの日すぐに、鼻のCT、念のために頭のMRIを撮り 、放射線を当てることになりました。
 
けれども
回一連の診察結果を受けて CT、MRIを撮った結果、脳に炎症があることが分かりました。
で、脳せき髄液を採取した結果、これはどうもやはり脳炎であるという診察が下りました。
脳炎であるという事は
脚がびっこを引く、右耳の傾き、右唇の垂れ元気のなさの原因は脳炎が原因であると推測されると
 
MRIの画像を見ると前回4年前に脳炎になった時の画像と比べていくらか軽いと。
であれば今後ステロイド剤を今後投与することによって
おそらくは前回同様ステロイド剤を飲んでいる間は脳炎の症状が治まるであろうと予想されます。
すなわちステロイド剤を飲めば日に日に元気がでてくるであろうかと思います。
 
元気が出てくれば 鼻のガンに対しても 根本的な治療法であ手術で切除→放射線という選択肢が
新たに考えられるのでは?と。
 
 
で、昨日は第一回目の放射線治療はスタートしてしまいましたけども
改めてまずはステロイド剤で元気をださせて
そのうえで手術で切除→放射線治療と進むべきなのか
ここでまた迷いが生じてしまいました。
 
まだ一度しか放射線治療はやっていないので、放射線の治療を一旦中断して
改めて手術して切除してから放射線にしたほうが
より効果のある治療が得られるんじゃないかな?と思えるようになりました。
 
かかりつけのHどうぶつ病院のM医師によると
切除しないで放射線治療と 切除して放射線治療とでは
存命期間があまり変わらないということであったけれども
大学病院の先生は切除をして放射線というデータはあまりない、
との事なので
出来る事なら定石の治療を行いたいかなと考えるのですが。。
 
ただ、ジャッキーが体力的にはもったとしても、鼻の手術というのはとても大変だと思われるので
鼻血が続く、痛い思いをする、など
そこまでの手術をしてまでもジャッキーに存命期間を長くしてもらうというのは
いささか気の毒だけれども、元気が出てくるのであればそういう選択肢をしてもいいのかな?
そういう選択をしてもいいのかなというよりも するべきなのかな?、という風に思えるようになってきました。
 
そこでどうしたらよいのか未だに悩んでいる状況です。
 
大学病院の先生は「切除せずに放射線を当てるのはそれなりの効果があるけれども
やっぱりある程度の再発の可能性としてはかなりあります。
全部がデータがとれていないので何とも言えないけれども
半年から一年後に再発する可能性がかなり高いです。」とおっしゃっていました。
 
であれば少しでも再発の可能性を低くする治療法を・・
苦しいけれど手術を体力が回復してきたならば選んでの良いのかな、という気持ちになってきました。
 
 
 
(放射線治療をやる!と)決める前は脳炎で元気がないというのが分かってなかったから
ジャッキーが非常に元気がないので 選択の余地がなかったのだけれども
今後ステロイド剤で元気が出れば
そういう選択肢をとるべきなのかなと迷いが生じてきました。
 
続く
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b 鼻腔内腫瘍・脳炎の予兆~診断まで 後編

2016年07月11日 00時00分38秒 | 鼻腔内腫瘍
後編:
 
え~っ?大学病院ですか?っと私たちがびっくりしていると
放射線機は高電圧(メガボルテージ)放射線と常電圧(オルソボルテージ)放射線の二種類があるらしく
高電圧のメリットは、深くまで放射線が届くため、
頭骸内、鼻腔内、胸腔内、腹腔内など深部の腫瘍にしっかりと攻撃できます。
また、放射線のエネルギーピークが体の表面でなく、
当てた部位の2-3cm深い部分でピークを向かえるため皮膚表面や体表直下の骨などに障害を与えづらくなります。
(といっても放射線障害はでるものはでちゃいますが)
それに対し、常電圧だとエネルギーが少ないためほとんどが体の表面で吸収され、
手前に骨があるとそこにエネルギーが集中してしまい副作用をだしてしまいます。
常電圧でも確実に有効なのは皮膚の腫瘍か、
論文である程度効果がみとめられている鼻腔内腫瘍など限られたものです。
 
 
そして日本には高電圧(メガボルテージ)放射線治療を実施している施設は
北海道大学(北海道)
北里大学(青森県)
日本獣医生命科学大学(東京都) 
日本大学(神奈川県) 
日本動物高度医療センター(神奈川県)
麻布大学(神奈川県)
岐南動物病院(三重県)
岐阜大学(岐阜県)
大阪府立大学(大阪府)
九州動物医療先端研究所(鹿児島県)
山口大学(山口県) のみだそうです
          2016年7月調べ
 
6/27 H病院から大学病院に紹介状を出してもらって
7/5に日本大学送物病院に予約が取れました。
思っていたより早く予約がとれました。
 
受診日まで抗腫瘍効果のあるプレビコックス(非ステロイド系消炎鎮痛剤)と
リンパ節が腫れていたのでパセトシン(抗生剤)を飲んで受診日を待つことになりました。
 
 
 
10歳過ぎたワンちゃんは何か変わった症状がでたら
ガンや大きな病気から病名を候補にしたほうが良いと思います。
 
日々のワンちゃんのケアについても念入りに体をなでまわして
腫瘍がないか、できものがないかなど
それらを常に頭にいれながら付き合っていく必要がある、
とそう思いました。
 
 
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a 鼻腔内腫瘍・脳炎の予兆~診断まで 前編

2016年07月08日 21時22分49秒 | 鼻腔内腫瘍
①鼻腔内腫瘍・脳炎の予兆から診断まで
 
始まりは2015年3月頃からです。
このころからあんなに大好きだった散歩を急に嫌がりました。
前足のびっこも引きはじめました。
 
今までいろんな病院で診てもらっていましたが
O病院ではストレス、
T病院では甲状腺機能低下症、(検査10,000円)
M病院では変形性骨関節症、
Y病院ではヘルニア、膝蓋骨脱臼
などと診断されました・・・
 
そのうち2016年3月頃から前足に引き続き後ろ脚までも
だんだんびっこが大きくなってきていよいよ散歩にいきたがらなりました。
で、6月に入ってさらにびっこがひどくなったので
6/18  H動物病院で診察を受けました。
 
そこで半日入院して脚のびっこを調べてもらいました。
触診 、レントゲン、血液検査をして入念に調べてもらった結果
脚には問題がないと結果がでました。
 
 
で、動物病院のアドバイスにより
頭のレントゲンを撮りました。その結果前頭洞に
本来は黒く映っていなければならないはずのところが
右側だけ白っぽく映っていました。
これは腫瘍等何かがあるということで
 
 
6/21 キャミックでCT、状況によっては追加でMRIを撮ることになりました。
因みに費用はCTとストロー採材(病理検査に出すための検査)、点滴処置で合計90,720円でした。
 
そしてキャミックのCTと病理検査の結果、移行性上皮ガン 鼻腔内腫瘍が分かりました。
キャミックでは放射線治療を勧められました。
 
鼻腔内の腫瘍には抗がん剤はあまり効果に期待ができなく、
手術も場所的に腫瘍を取りきることはできないので、再発の可能性が高いとの事です。
そこで放射線の設備のある日本大学動物病院を勧められました。
 
 
 
続く
 
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鼻腔内腫瘍の放射線治療と脳炎 放射線治療 第1回目

2016年07月08日 19時45分10秒 | 鼻腔内腫瘍

7/5に日本大学動物病院に行ってきました。

 

鼻のCTを撮って放射線治療をするためです。

15時の予約だったので遅い時間だし、もしかしたら診察だけかな~?

 

夫と二人で行きました。

まず問診で

放射線治療の副作用や予後、再発の事などの説明を聞き

気になるジャッキーの脚のびっこや右耳の傾き、右上唇の垂れ、足の引きずりについて質問をしました。

そして麻酔のついでに?(笑)MRIも撮ってみましょうという事になりました。

 

結果ですがMRIで脳幹の付近に病巣があることが分かりました。

それがガンなのか炎症なのかを調べるためにさらに脳脊髄液を取って

検査をしてもらいました。

脳幹は脳の中でも非常に重要な部分だそうです。

そして検査の結果、それは炎症でした。手足のびっこはそこが原因と思われます。

感染で脳炎になったとは思いにくく、おそらく自分の免疫で脳炎になってしまったのではないかと。

リウマチみたいなものだそうです。

免疫系統の乱れからくるもので、本来ならば守るべき自分自身の細胞や組織を攻撃することにより、炎症を起こしてしまうもの。
 
アレルギーみたいなものです。
 
ジャッキーの場合おそらく免疫介在性髄膜脳炎(GME)です。
 
 
2006年8月に発症した脳炎(GME)肉芽腫性髄膜脳脊髄炎の再燃です。。。。
 
 
MRIの画像です。
正面から輪切りにしたものです。
 
黄色い矢印の白い部分が脳で左側とは不対象です。
画像が右と左が逆になりますので
この場合黄矢印が左ですが 矢印部分がわずかなが白い部分が強くでています。

 

↓これも上と同じ画像ですが黄矢印のあたりがぼわんと白い影が強く映って見えます。

この部分が怪しいとの事です。

で、この脳炎の治療法ですが

ステロイドを(プレドニン5m×2/1日)を1週間処方されました。

免疫抑制剤なので脳炎の炎症を抑えます。

ただ鼻のガンで飲んでいる悪性腫瘍に対する、

抗腫瘍効果が期待できるNSAID(非ステロイド消炎物質)のお薬のプレビコックス。

プレビコックスで鼻の腫瘍を更に小さくするために飲んでいたのですが
 
プレビコックスとプレドニンの相性が悪いらしく一緒に飲めません。
 
 
その上 プレビコックスからプレドニンへの移行に中3日を開けなければならないのです。
 
だからその間3日間はNO薬dayです。
 
何とか7/7まで脳炎の症状の進行よ、待ってくれっ!です
 
 
日本大学動物病院前にて。
 
 
 
あ、最後になりましたが第一回の放射線治療が終わりました。
週に2回ずつ計13回の照射を予定しています。
 
 
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