「11月11日(水)」
「自転車屋の生き物歳時記」
「イソヒヨドリ」
先日の釣りで
珍しい鳥を見かけた。
アオサギやウミネコはよく見かけるのだが
この鳥は見た事がない。
グレーの身体で
お腹はオレンジ色
堤防に落ちている虫餌をつついていた。
調べて見ると
イソヒヨドリと言う鳥だった。
イソヒヨドリ(磯鵯)
Monticola solitarius は、
スズメ目、ヒタキ科に分類される鳥の一種。
アフリカとユーラシア大陸に広く分布する鳥で、
和名どおり海岸や岩山などで多く見られる。
磯や岩場に多く生息していて、
ヒヨドリに似ていることからこの和名がついているが、
分類上はヒヨドリ科ではなくヒタキ科で
まったく別の鳥である。
アフリカからユーラシア大陸、インドネシア、
ニューギニアまで広く分布する。
体長は23cmほどで、ヒヨドリよりは少し小さい。
体色は亜種によって異なるが、
日本に分布する亜種イソヒヨドリ M. s. philippensis では、
オスは頭から喉および背部が暗青色、
胸腹部がレンガ色のような赤褐色、
翼が黒と鮮やかに色分けされる。
一方、
メスは全身がうずら模様の茶褐色で
薄い水色が入っている。
鱗のような模様があり、雌雄の区別は容易であるが、
若鳥のオスは、メスの個体と近似の羽色をしており
雌雄の区別がしづらい。
繁殖期が近づくと、
正面の腹の下部からだんだん赤褐色に変色していく。
イソヒヨドリは
世界的には標高2,000-4,000mの
高山の岩石地帯に生息する鳥である。
日本ではかつては
磯や港など海岸周辺が主要な生息地域であったが、
1980年頃から内陸部の地方都市で
繁殖が確認されるようになり、
2000年代に入ってその数はさらに増加している。
2019年現在では関東、近畿など
大都市圏で見かけることも珍しくなく、
電線や看板に留まっていたり、
住宅地やビルの間を飛び回る姿を見かけたり、
綺麗な鳴き声を聞くことができる。
おもに地上で餌を探し、
肉食甲殻類や昆虫類、トカゲなど、
いろいろな小動物を捕食する。
人の食べ残しも食べる。
単独行動で、群れは作らない。
春にはツグミ科特有の声量のある美声でさえずる。
その声音と節回しは複雑である。
また、
イソヒヨドリは繁殖期以外でも
天気の良い日はさえずることが知られている。
通常は岩陰などの岩の隙間等に営巣するが、
都市部ではビルの屋上、屋根の隙間、通風口などに
営巣して人々を驚かせることもある。
産卵は地域により差があるが
本州では5月初旬ごろ行われる。
巣は枯れた雑草などの寄せ集めである。
通常、5、6個程度の卵を産む。
雛は濃い鼠色をし、2週間程度で巣立つ。
この間、雄のみが餌を運ぶ。
@サイクルプラザ・イレブン@
●当店ホームページ
https://cycle-plaza-eleven.com
●サイクルプラザ・イレブン・Amazonマーケットプレイス店
http://www.amazon.co.jp
●チャーリー自転車・モバオク!店
https://www.mbok.jp/
●ブログ
自転車屋男2
http://blog.goo.ne.jp/charinko_2008/
よろしくお願いします。
「自転車屋の生き物歳時記」
「イソヒヨドリ」
先日の釣りで
珍しい鳥を見かけた。
アオサギやウミネコはよく見かけるのだが
この鳥は見た事がない。
グレーの身体で
お腹はオレンジ色
堤防に落ちている虫餌をつついていた。
調べて見ると
イソヒヨドリと言う鳥だった。
イソヒヨドリ(磯鵯)
Monticola solitarius は、
スズメ目、ヒタキ科に分類される鳥の一種。
アフリカとユーラシア大陸に広く分布する鳥で、
和名どおり海岸や岩山などで多く見られる。
磯や岩場に多く生息していて、
ヒヨドリに似ていることからこの和名がついているが、
分類上はヒヨドリ科ではなくヒタキ科で
まったく別の鳥である。
アフリカからユーラシア大陸、インドネシア、
ニューギニアまで広く分布する。
体長は23cmほどで、ヒヨドリよりは少し小さい。
体色は亜種によって異なるが、
日本に分布する亜種イソヒヨドリ M. s. philippensis では、
オスは頭から喉および背部が暗青色、
胸腹部がレンガ色のような赤褐色、
翼が黒と鮮やかに色分けされる。
一方、
メスは全身がうずら模様の茶褐色で
薄い水色が入っている。
鱗のような模様があり、雌雄の区別は容易であるが、
若鳥のオスは、メスの個体と近似の羽色をしており
雌雄の区別がしづらい。
繁殖期が近づくと、
正面の腹の下部からだんだん赤褐色に変色していく。
イソヒヨドリは
世界的には標高2,000-4,000mの
高山の岩石地帯に生息する鳥である。
日本ではかつては
磯や港など海岸周辺が主要な生息地域であったが、
1980年頃から内陸部の地方都市で
繁殖が確認されるようになり、
2000年代に入ってその数はさらに増加している。
2019年現在では関東、近畿など
大都市圏で見かけることも珍しくなく、
電線や看板に留まっていたり、
住宅地やビルの間を飛び回る姿を見かけたり、
綺麗な鳴き声を聞くことができる。
おもに地上で餌を探し、
肉食甲殻類や昆虫類、トカゲなど、
いろいろな小動物を捕食する。
人の食べ残しも食べる。
単独行動で、群れは作らない。
春にはツグミ科特有の声量のある美声でさえずる。
その声音と節回しは複雑である。
また、
イソヒヨドリは繁殖期以外でも
天気の良い日はさえずることが知られている。
通常は岩陰などの岩の隙間等に営巣するが、
都市部ではビルの屋上、屋根の隙間、通風口などに
営巣して人々を驚かせることもある。
産卵は地域により差があるが
本州では5月初旬ごろ行われる。
巣は枯れた雑草などの寄せ集めである。
通常、5、6個程度の卵を産む。
雛は濃い鼠色をし、2週間程度で巣立つ。
この間、雄のみが餌を運ぶ。
@サイクルプラザ・イレブン@
●当店ホームページ
https://cycle-plaza-eleven.com
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