自転車屋男 2

神戸で自転車屋を営み
4年半スナックを営んだ
変な男の人生色々日記

「秀吉の中国大返し」!!「10日で230キロ」!!

2020-06-22 14:08:21 | 地域
「6月22日(月)」

「秀吉の中国大返し」

中国大返し(ちゅうごくおおがえし)は、
天正10年6月(西暦1582年6月-7月)

備中高松城の戦いにあった
羽柴秀吉が
主君織田信長の本能寺の変での自害を知った後、
速やかに毛利氏との講和を取りまとめ、
主君の仇明智光秀を討つため
京に向けて全軍を取って返した
約10日間にわたる軍団大移動のこと。

備中高松城(岡山県岡山市北区)から
山城山崎(京都府乙訓郡大山崎町)までの
約230 km を踏破した、
日本史上屈指の大強行軍として知られる。

この行軍の後、
秀吉は摂津・山城国境付近の
山崎の戦いにおいて明智光秀の軍を撃破した。

秀吉は
変報が伝わると情報が漏洩しないよう
備前・備中への道を完全に遮断し、
自陣に対しても緘口令を敷いて
毛利側に信長の死を秘して講和を結び、
一刻も早く上洛しようとした。

また、変報が伝わった際に、
黒田孝高は傍らで主君信長の仇を討つよう
進言したという逸話がある。

秀吉は情報を遮断した状況下で
直ちに6月3日の夜のうちに
毛利側から外交僧安国寺恵瓊を自陣に招き、
黒田孝高と交渉させた。

毛利側も、
清水宗治の救援が困難だとの結論に達しつつあり
秀吉との和睦に傾いていており、
変報を知ったのは秀吉が撤退した翌日だった。

この、
本能寺の変を知りえるまでの
情報入手における微かな時間差が
その後の両者の命運を大きく分けたことになる。

行軍は、
秀吉を先頭に2万以上の軍勢が、
一部は後方の毛利軍を牽制しながらなされた。

街道で道幅の狭い箇所では
2間(約3・6メートル)に満たないところもあり、
兵は延々と縦列になって
進まざるをえないことも多かったと考えられる。

これは非常に危険な行軍となったことから、
秀吉自身と物資を輸送するための輜重隊とは、
危険と混乱を回避するために
海路を利用したのではないかという憶測も生まれた。

いずれにしても、
悪天候の中1日で70キロメートルの距離を
走破したこととなり、
これは当時にあって驚異的な速度といってよい。

尚、
6日に全員が姫路に到着したと考える必要はなく、
翌日以降も次々と兵卒が姫路に到着したと
考えるべきではないかとする指摘もある。

本拠地姫路城に到着した秀吉軍は、
6月6日朝まで滞留し、休養をとった。

休養にあてた一日、
秀吉は姫路城の蔵奉行を召集し、
城内に備蓄してあった金銭・米穀の数量を調べさせ、
これらを身分に応じて配下の将兵に
悉く分与したといわれる。

これは、姫路籠城の選択肢はないこと、
目的は光秀討伐以外ないことを鮮明にし、
決死の姿勢を示した上で、
負けても姫路へは帰れないが、
勝てば更なる恩賞も期待できることを示唆しての
処置であったと考えられる。


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1 コメント

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マルテンサイト千年 (サムライグローバル)
2024-07-31 16:36:35
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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