自転車屋男 2

神戸で自転車屋を営み
4年半スナックを営んだ
変な男の人生色々日記

「自転車屋の生き物歳時記」植物編」!!「ウバメガシ」!!

2024-11-13 13:22:45 | 面白ネタ
「11月13日(水)」

「自転車屋の生き物歳時記」
「植物編」

「ウバメガシ」

先日のトレッキングで
鉄拐山を歩いていると
ウバメガシ群落と書かれていて
周囲をウバメガシで
囲まれているいる場所があった。

ウバメガシ(姥目樫、学名:Quercus phillyraeoides)は、
ブナ科コナラ属に分類される常緑広葉樹の1種。

常緑広葉樹の低木から高木で、
高いものだと20メートル (m) 近くまで成長するが、
通常は5~6m程度の低木が多い。

樹形は、ごつごつしていて、
樹皮は黒褐色で独特の縦方向のひび割れが入り、
短冊状に剥がれる。

一年枝には黄褐色の柔らかい毛が密生し、
後にもやや残る。

海岸にある群落は、
枝が密に出ていて灌木状に密に絡む。

葉は互生するが枝先には輪生状につき、
長さ3~6センチメートル (cm) の倒卵形で、
やや表側に盛り上がっており、
葉縁には波状の鋸歯がある。

葉身は革質でやや厚くて硬く、
表面は濃緑色でやや光沢があり、
裏面は淡緑色をしている。

花期は4~5月。

雌雄同株で、
黄色い雄花は枝の下部から穂状に垂れ下がり、
黄緑色の雌花は楕円形で、
上部の葉の付け根に1~2個つく。

堅果(いわゆるどんぐり)は
長さ2cm前後で楕円形、
翌年の10月になると褐色に熟し、生食できる。

冬芽は狭卵形で、
赤味を帯びた多数の芽鱗に覆われており、
枝の先に数個ついて、葉の付け根には側芽がつく。

常緑性の樹種であるが、
性質や形態、生態的地位も、
落葉性のカシワによく似ていることが指摘されている。

特に、
海岸に近いところや岩場や礫地の斜面など、
生えてくる土地の選択性においては、
共通するところがある。

生長は非常に遅く、
材は年輪を詰んだ緻密で極めて硬いものができる。

比重が大きく、水に入れると沈む。

東アジア地域、日本から中国内陸部にかけて分布する。

日本では関東地方南部から九州までの太平洋、
瀬戸内海沿いに分布する。

南西諸島にも分布するが、著しい隔離分布を示し、
屋久島、種子島には分布するが、
吐噶喇列島の大半と奄美群島には分布しない。

さらに南では
伊平屋島と伊是名島だけにまとまった分布が見られる。

その後再び分布が途切れ、次に出現するのは台湾である。

中国の南部西部にも広く分布が見られる。

沖縄本島は北部の名護市に分布地があるが、
極めて局所的であることから
植栽の可能性も指摘されている。

カシの名前は
「堅し木」に由来するという説があるほど、
本種も硬く重い木材である。

気乾比重は平均0・9程度だが、
成長の良い良材ほど硬く重くなる。

道管の配置による分類は放射孔材と呼ばれるもので、
年輪は目立たない。

また、辺材と心材の区別は不明瞭である。  

柾目にはトラのような模様(いわゆる杢)が現れ、
これが美しいと評価されることが多い。

杢は「虎斑」、「虎斑杢」、
また見る角度によっては光の反射具合が異なり
銀色に見えることから「銀杢」とも呼ばれる。

また、板目面にはカシメ(樫目)と呼ばれる
ゴマ上の模様が見られる。

これは放射組織が目立つためである。

乾燥は難しく反りやすい。

萌芽能力が高く、
定期的に何度も収穫可能であることから、
燃料用としては非常に優れている。

また、人里近くに生えること、
硬く重い木材で火持ちが良いということも、
薪や木炭として非常に優秀である。

焼き方によって
黒炭、白炭のどちらにも加工できるが、 
通常は白炭に加工される。

乾燥と潮風によく耐えることから
防風や防潮の保安林として使われる。

強度の剪定に耐えることから、
街路樹や生垣としても利用されている。

よく見られるのは低木で、大木や古木は珍しい。

葉がやや細くて葉脈が凹んだものを
チリメンガシといって、園芸や盆栽に利用される。

これら園芸用の採取により個体数が減少している。


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