「9月15日(日)」
「自転車屋の生き物歳時記」
「植物編」
「サルスベリ」
神戸総合運動公園の付近に
サルスベリが植わっていて
濃いピンク色の花が
たくさん咲いていました。
サルスベリ
(百日紅・猿滑、学名: Lagerstroemia indica)は、
ミソハギ科サルスベリ属の落葉小高木。
別名は、ヒャクジツコウ。
すべすべした幹肌が特徴で、
夏から秋の長期にわたって紅色の花が咲く。
和名サルスベリの語源は、
木登りが上手なサルでも、
滑り落ちるほど樹皮が滑らかという例えから
名付けられている。
花が咲く期間が長いことから、
ヒャクジツコウ(百日紅)の別名もあり、
漢名もまた百日紅である。
英語名 Crape myrtle は、
ギンバイカ(myrtle)の花に似て、
花弁がちりめん(crape)のように縮れていることから。
中国では、
唐代長安の紫微(宮廷)に多く植えられたため、
紫薇と呼ばれるが、
比較的長い間紅色の花が咲いていることから、
百日紅ともいう。
江蘇省徐州市、湖北省襄陽市、四川省自貢市
、台湾基隆市などで市花とされている。
中国南部原産。
世界の熱帯各地に分布する。
日本へは江戸時代以前に渡来したと言われている。
日本では植栽樹として、
庭や公園、寺社などで見られる。
花期は7~10月。
花は紅色または白色で、円錐花序になり、
がくは筒状で6裂、花弁は6枚で縮れている。
花は開花したその日で萎んでしまう一日花であるが、
蕾が次々と開花するため、
百日紅の別名どおり100日近く咲き続ける。
果期は8~11月。
果実は円い蒴果で、先が6つに割れて、
翼がある種子を飛ばす。
果実は種子を飛ばしたあとも遅くまで枝に残っている。
冬芽は小さな卵形で先端は尖り、
枝の先端に仮頂芽がつき、側芽は対生するか、
ときにずれてコクサギ型互生となる。
仮頂芽と側芽はほぼ同じ大きさで、
芽鱗2~4枚に覆われている。
冬芽わきにある葉痕には、弧状の維管束痕が1個ある。
花が美しく、耐病性もあり、
必要以上に大きくならないため、
しばしば好まれて庭や公園、街路樹などに植えられる。
種子から栽培する
「あすか」という一才物の矮性種もある。
材は硬くて重い特性から、
線路の枕木など土木用途で使用される。
サルスベリの花言葉は、
「雄弁」「活動」「世話好き」[愛嬌」
などとされる。
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