気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

PCMレコーダー録り比べ - DR-1, R-09HR, PCM-D50

2009年01月26日 | 音楽
ただいま、ここでアンケート募集中です。

どれも一定レベルの性能を持っていますが、同条件で録音しても微妙にキャラクターが違います。
HPなどで音をチェックしたところ、バンドをやっていたせいか、ローランドはLM(ライトミュージック)という先入観が強いのかもしれませんが、R-09は音圧の強い音源向きという感じがあって、フラットなDR-1にするか、「らしさ」を感じるD50にするかで迷いました。
悩ましいのは再生装置でも印象が変わることです。

評判のいい高性能のマイクでも、音の印象が違いますので、細かい点はあまり気にする必要はないのですが、低音から高音までまんべんに録音されていて、特にアコースティックな楽器の場合は、小さな音でも「コシ」というか張りがあるものを選べば、波形編集ソフトでいかようにでも修正できるはずです。

クラシックギターのCDを聞いても、演奏家ごとに音のイメージが違います。
同じ演奏家でもアルバムによって違うことも多いので、音の素性さえよければ、細かいことは気にしなくていいと思います。

ギターでも爪と弦が触れる音まで聞き取れるようなリアルな録音があります。
最近ですと、日渡奈那のジブリ作品集がそれで、演奏者のイメージはこれが近いですし、真ん前で弾かれたらこのような音になります。
古くはミクルカのバッハ作品集(廃盤)や荘村清志の武光徹作品集がそうですね。

私はこういう形の録音が好きですが、お客さんとして聞く場合は、こんな感じではなく、大半のCDがそうであるように、スタジオで聞くような感じ(5~10mぐらい離れる)をイメージしています。
奏者じゃない人にとっては、真横で弾かれるような音は、聴き疲れするかもしれません。
スタジオイメージでも奏者ごとに音が違いますよね。

村治佳織となりますと、大きめのホール演奏が中心なせいか、ホールで聞くような奏者との距離をある程度感じる録音となっています。

こうした違いは機器の微妙な違いではなく、音源との距離やねらい方、波形編集などによるものなので、あまり細かいことは気にせず、第1印象で選んで使いこなすことの方が大事かなと思います。

でも、自分の買った機種が、この音が好きって言ってもらえると嬉しいですね。
俺の耳も捨てたもんじゃないだろうってね。
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